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乙女ゲー大集結!『幻想記セフィロト~時の世界樹~』で乙女心を探る【レビュー】

投稿日:2017年11月11日 更新日:


『幻想記セフィロト~時の世界樹~』は女性向け恋愛アドベンチャーゲーム、いわゆる”乙女ゲー”のブランドである「オトメイト」の様々な作品からキャラクターが登場する、カードバトルゲーム。
ゲーム自体は、2012年からGREEやdゲームなどでも発表されている長寿タイトルなので、最近のゲームに比べるとUIやシステム周りがいささか古く感じられる部分もあります。

『幻想記セフィロト~時の世界樹~』はなんと100万DL突破!
ということはつまり、100万人の乙女がリスペクトしているということ!
これをプレイすればオトメゴコロを理解できること間違いなし!ということで、本当にオトメゴコロに迫れるのかプレイしてみました。

オトメイトのキャラクターが大集合!

参加タイトルは多数!あなたの好きな作品もあるはず。
さらには、オトメイトの作品を手掛けるイラストレータが、別の作品のキャラクターを描く”コラボカード”はセフィロト出しか見られないレアなイラストです!
薄葉カゲローさんや、きなみ由紀さんなど、人気のイラストレーターが多数参加しています。

でも乙女ゲーを全くプレイしたことが無いので、これだけあってもほとんど知ってるものはありませんね。あ、『薄桜鬼』なんかは聞いたことありますね!

薄桜鬼 ~新選組奇譚~・薄桜鬼SSL~sweet school life~・十鬼の絆 ~関ヶ原奇譚~・アムネシア 緋色の欠片/ヒイロノカケラ・ワンド オブ フォーチュン・ 猛獣使いと王子様・源狼 GENROH・コンフィデンシャルマネー・十三支演義・偃月三国伝・CLOCK ZERO ~終焉の一秒~・デザート・キングダム・二世の契り・Glass Heart Princess・L.G.S ~新説 封神演義~・ Are you Alice? ・神なる君と・ 夏空のモノローグ・ 裏語 薄桜鬼 ・L.G.S ~新説 封神演義~ Princess Arthur ・恋花デイズ ・DIABOLIK LOVERS ・NORN9 ノルン+ノネット・しらつゆの怪・ Re:VICE[D] ・忍び、恋うつつ ・BinaryStar ・熱血異能部活譚・ Trigger Kiss ・Jewelic Nightmare ・戦場の円舞曲・Code:Realize ~創世の姫君~ ・SNOW BOUND・ LAND

他にも多くの作品からキャラクターが登場します。

キャラクターガチャ

ガチャはキャラクターガチャ。レアの排出率は結構渋めです。いい出会いなどそうそうないという現実は乙女にとっても同じことなのでしょうね。
オトメイトの各タイトルからイラストが使われているのでクオリティの高いビジュアルを堪能できます。

単純にレアリティが高いキャラクターが強いという分かりやすい仕様。
加えて、キャラクターには”属性”があり、3つの属性が3すくみになっているので、色々な属性のキャラクターを育てておいたほうがいいかもしれません。
イケメンでもレア度が高くないとダメなんでしょうかね。厳しいけれどそれもオトメゴコロですよね。

プレイヤーを選ばないシンプルな「探索システム」

プレイヤーは世界樹に選ばれた”パートナー”となり様々な時代へタイムスリップしながら、戦士たちと共に世界樹を襲う”魔神”と戦うことになります。
「探索」をタップすると、探索度が上昇していき、一定値に達するとストーリーが進みます。

タッチするだけの「探索」システムはガラケー時代の主流になっていたのもあって、ゲームをやらない層にも受け入れやすいのかもしれません。
しかし、ゲーム的には意味は全く分からないし、唐突に出会った人物がいつの間にか仲間になっているのも謎ですが、細かいことは気にしないのが”オトメゴコロ”なのかもしれません!

魔神とのバトル

討伐グループ編成したキャラクターで、魔神に挑みます。
プレイヤーランクが上がっていくと、討伐グループにセットできるコストの上限が上がっていきます。
一度では倒しきれない場合も何度も挑戦することで、体力を削って倒すことができます。

”カードバトルRPG”と書いていますが、カードなのは見た目だけでゲーム性は無いので、ルールとか一切覚えられない人でも安心です。
それにしても、乙女的には敵キャラに対しては微塵も興味がないというのがしっかりと伝わってきますね。
”魔神と戦う”という要素は乙女的に必要なポイントではないような気もしますが、男はバトルでこそ輝くということなのかもしれませんね!

ゲームに興味が無くてもイケメンたちを堪能できる!

分かりやすくまとめてしまえばこれは、「イケメンイラストコレクション」。
あの乙女ゲーのあのキャラクターが見たい!という目的のみで作られたといっても過言ではないほど、それ以外はすべて適当に作ったとしか思えないほどの清々しい作り。
ゲームはそんなに好きじゃない・・・だがイケメンは見たい・・・という貴女に最適なタイトルではないでしょうか。

【雑感】乙女心とバトル

オトメイトファンのためのゲームではあるので、全く知らないとさすがに楽しむのは難しいかもしれませんが、気になっている人はこれをきっかけに色々プレイしてみるのもいいかもしれません。

驚いたのは、ガチャのキャンペーンとか、イベントなどの画面でまずキャラクターを全画面に表示させるような作りになっていて、とにかくイラストが見せたい!見たい!というタイトルになっています。
UIはスクロールすれば出てきますが、最初全く出ていないので戸惑いました。
そういうところが徹底しているように感じられて面白い部分ではあるものの、それならば育成とか探索、戦闘とかよくわからないシステムももっとさっぱり無くしてもいいんじゃないかなと思いました。

「乙女ゲー」というジャンルは求めているものがハッキリしている気もするので、もっと洗練されたものが出てきてもいいような気がしますが、大人気の「刀剣乱舞」なんかもバトルで進めていくタイプなので、乙女にもバトルは必要なのかもしれませんね。
小さい頃はケーキとか洋服とかそういうので盛り上がっていたはずなのに、大人になってイケメンのバトルを鑑賞するということに厳しい現実を見た気がします。


これでオトメゴコロはばっちりだぜ!
(ただしイケメンに限る)
いつでも肉体派が物を言うってことだな!筋肉モリモリマッチョマンの変態です!
(ただしイケメンに限る)

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