先日SHENZHEN I/Oというパズルゲームを勧められたのですが、このゲームはPDFファイルに記載された言語を元にマイコンのプログラムや配線をするITエンジニアをするゲーム。このため、ゲーム中で使う言語を覚えないと、何も出来ない難易度が高いパズルゲームでした(笑)
コアなファンも多いようですが、さすがに私には敷居が高すぎたので、ちょっと寝かす事に…
とは言え、こんな変わったゲームを作っているZachtronicsという会社に興味を持ったので、他にどんなゲームを作っているのか調べてみると、Opus Magnumという錬金術をテーマにしたパズルゲームにたどり着きました。Opus Magnumは日本語化されているし、SHENZHEN I/Oと違いPDFマニュアルを突き合わせて言語を覚える必要もないので、比較的とっつきやすいタイトルです。
ビジュアル的にも宝石のような試薬をアームで操作する感じが楽しいのでお勧めです。そんなこんなでSHENZHEN I/Oを勧められてOpus Magnumにハマってしまったので、攻略記事にまとめてみる事にしました。
Opus Magnumでは、試薬をアームで操作して生成物を得る過程のコスト、サイクル(工程数)、エリア(作業範囲)の3つの基準で評価されますが、今回はコストにこだわって、出来るだけシンプルな構成でクリアを目指してみました。
1章
1章は、チュートリアルの続きや復習的なステージが続くので、それほど苦戦せずに進めるのではないかと思います。
精製された黄金
一部分の動作だけを繰り返し行って、試薬を変換していく構成です。
フェイスパウダー
とりわけシンプルな構成に出来ました。
防水封止剤
レールを使って押し出してゆくシンプルな構成にしてみました。
二日酔い薬
変換したり、結合したり、曲がった状態で結合したり、ここまでのテクを組み合わせる感じですね。
飛行船の燃料
試薬を塩に変換して使用する場合と、そうでない場合に使い分けなければならないので、変換器の置き場所がポイントかもしれません。
精密機械用潤滑油
レールを使ってアーム一本で構成していますが、レールをやめてもう一本アームを増やすのも有りかもしれません。
健康ドリンク剤
一部の部品が組み立て済みですが、曲がったつなぎ方なので、グルグル回しながら組み立てる必要がありそうです。
スタミナの薬
一部部品が組み立てられているので、繰り返し変換した試薬をつなぐだけでクリア出来ます。
2章
2章では1章に引き続き、それほど難しくないステージが続きます。連結して回して収めるステージが多い印象です。
ヘアケア製品
ロケット推進剤
塩にする場合との使わけと、腕を振り回す感じで構成してみました。
失神の霧
2種類の完成品を作らないといけないと、水銀を変換と素材に使い分けなければならないので、工夫が必要です。
爆発性のバイアル瓶
全ステージを通してあまり出てこない三重結合を使ったステージです。構成が簡単なので、落ち着いて考えれば大丈夫です。
鎧の強化
初めて登場のロープ状生成物のステージです。結合して送る機構が必要になってきますね。
勇気の薬
中心から3方向へ腕が伸びている構成なので、真ん中の緑の球を中心に回しながら作ってみました。
降伏フレア
このステージは、少し苦戦しましたが、どうするば一番シンプルに出来るか考えなければいけません。バラバラにしてみたりしましたが、上手く行きませんでした…
3章
3章からは、やや難しいステージが登場します。部品も観覧車状に回転する物が標準で使うように成ったり、バリエーションも豊かですね。
アルコール分離
観覧車状の変換器が登場してきました。カラフルで楽しいステージです。
浄水器
外側の試薬を塩に変換してから取り付けても良いのですが、取り付けてからまとめて変換することにしました。
接合溶剤
クライミングロープの繊維
体を暖める強壮剤
このステージも塩に変換する場合と、そのまま使う場合での使い分けが必要です。
生命感知の薬
使い分け、変換、環状の生成物とだいぶ複雑ですね。何とかアーム一本で構成出来ました。
漆黒の糸
横向きに結合のない生成物を押し出すステージは苦戦しがちです。一本アームとレールを増やして送る作業を分業した方がシンプルで良いかもしれないです。
4章
一酸化鉛の分離
久しぶりに分解して生成物を作るタイプのステージです。思ったよりはシンプルな構成でクリア出来ました。
染み抜き
このステージは、やや苦戦しました。生成物を無理気味にグルグル回してる感じが少々苦しいですね…
剣用の合金
このステージは連続した生成物ですが、横向きの結合が有るので押し出しやすくスムーズにクリア出来ました。
透明インク
伸縮アームで上手く分類してクリア出来ました。
精製された黄金
他のステージとかなり違う雰囲気で苦戦しました。よく考えないと1周目の構成が2周目で破綻してしまいます。他のステージと違って、ごく短い命令の繰り返しでクリアするのが管理が楽で良いかもしれません。
下の構成は複雑そうですが、命令文は 掴む→送る→離す→戻るの繰り返しで、ほとんどコピーで出来ています。観覧車状のアームを使ったことが無かったので、わざと使ってみました。
上の構成と似た考え方で構成していますが、少しコスト削減を図ってみました。
錬金術工学の宝石
生成物が非常に大きいのでアームや試薬の置き場所に注意が必要かもしれません。
金のより糸
初めはアーム一本の構成で考えていましたが、綺麗に動かないのでアーム一本とレールを付け足して送る動きを分担してみました。
5章
5章は、本編最終章ということで身構えてしまいましたが、ここまでの経験が有るので、比較的すんなりクリア出来てしまうステージも有ります。
幻覚の霧
回している間に繋がり方が合ってるのか自信が無くなってきますが、比較的シンプルな構成でクリア出来ました。
詩時の水晶
組み立てているだけでは接続出来ない箇所が出来てくるので、最後にグルっと回して足りない部分の接続をカバーしています。このステージも生成物が大きいので、アームの基部と試薬をどこに置くのかがポイントな気がします。
流電コイル
複雑そうな感じがするのですが、驚くほどシンプルな構成でクリア出来ました。
不安定な化合物
久しぶりに登場した三重結合です。真ん中の部分よりも先端に取り付ける塩に少し悩みました。
好奇心の口紅
全ステージで唯一生成物の一部を捨てる部品が登場します。環状の部分とそれ以外の部分の取り付けに意外と苦戦しました。
万能溶媒
最終ステージに相応しい派手な感じのステージですね。難易度としては、一つ前の好奇心の口紅の方が苦戦したように思います。
シンプル安上がりを目指してクリアしてきたけど…
コストを安くシンプルに!出来ればアーム一本でみたいな感じでクリアしてきましたが、最終盤に差し掛かって実はサイクル数を減らす方向で遊んだほうが楽しいんじゃないだろうかと思い始めてしまいました(笑)
確かにコストを減らすというのも一つの目標ではあるのですが、コストはあまり気にせずサイクル数や命令の長さを減らすように頭をつかうと全然違うゲームとして楽しめる気がしますね。
1周目は何とかクリア、2周目はコスト削減、3周目はサイクル数削減なんて楽しみ方も良いかもしれませんよ!