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ゲーミングヘッドセットを選ぶ!数あるヘッドセットの中から『STEELSERIES ARCTIS 5』を選んだ訳

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SteelSeries Arctis5

チャット用メインだけど、ゲーミングヘッドセットから探す

以前からチャットをするときには、イヤホンやヘッドホンと、卓上のマイクを使っていました。顔の近くにマイクが無いので、開放感が有るなど便利な面も有るのですが、卓上マイクは使用者との距離や位置が変わると音の大きさや音質が変化してしまいます。

訓練されたアナウンサーなら別なのかもしれませんが、マイクとの距離や角度を一定に保つのって意外と難しいんですよね。

という訳で、ヘッドセットを探してみる事に!いかにもチャット用の安めのヘッドセットを買うのも有りだったのですが、どうせなら、ゲームなどにも使えるヘッドセットの方が良さそうなので、ゲーミングヘッドセットから選んで見る事にしてみました。

ヘッドセットは店頭に展示されていたとしても、全部の機能を試せる訳では無いし、特にマイクの性能なんて使ってみるしかないので、結構選びにくいものですね。

今回選択の基準としたのは以下の点

  • ハイレゾ対応で無くても良いけど、マイクも含めて、そこそこの音質は欲しい。
  • USB接続も出来るモデルの方が、タブレットPCなどでも使えて便利そう。
  • ゲーミングヘッドセットを買うので、音楽用ヘッドホンには無いDTS Headphone:Xなどサラウンド機能は試してみたい。

STEELSERIESかKOSSで悩む…

結論からいうと今回は、無難なものを買いたいなというのも有って、STEELSERIESから選びましたが、同じく無難な感じのロジクールのヘッドセットや、音響機器メーカーのKOSSやゼンハイザーのヘッドセットも試してみたいメーカーですね。

ロジクール

たぶん、ヘッドセットに詳しい人なら無難って言うんだったら、ロジクールじゃないの?って意見が出そうですが、そこは捻くれ者の筆者。定番からは少し外したものが欲しくなってしまうのです…たぶん、ロジクールでも問題なかったと思います。

有線ならこのあたりでしょうか。

Razer

Razerもゲーミングデバイス系では定番ですよね。緑色のハデなイメージですが、思ったよりは黒いモデルが多く、形はそんなに尖った感じでは無いですね。

USBモデルだと、この辺りでしょうか。

 

Razer Thresherは無線モデル。こちらはPS4との接続も考慮されたバージョン。

ゼンハイザー

ゼンハイザーは、マイクやヘッドホンでは非常にブランド力の高い音響機器メーカーです。ゼンハイザーのヘッドホンはHD25-1を持っているので、低音の響き方なんかが良いのは知っているのですが、全体的に価格が高いので今回は早い段階で外しました。予算に余裕がある人ならば、選択肢に入れてみても良いでしょう。

ゼンハイザーのヘッドセットはUSB接続のモデルは少なく、ステレオミニプラグの上級機なんか買っちゃうと、ヘッドセットに見合った性能のDACやサウンドボードが別途必要になるのもチョット辛いところです。

ヘッドセットだけとりあえず買うのも有りかもしれませんが、まさか、高級ヘッドセット買っておいて、オンボードのサウンドって訳には行かないですよね?

また、ゼンハイザーのヘッドセットでは、マイクブームを跳ね上がるとミュートに出来る機種が多いですが、操作が分かりやすくて良さそうです。

GSP350はゼンハイザーでは少数派のUSB接続モデル。

GSP 500は開放型の上位モデル。ゼンハイザーは開放型のヘッドホンでは定評があるので、期待出来そうです。

音漏れが心配な人は密閉型のGSP 600も有ります。

ゼンハイザーのヘッドセットはUSB接続のモデルが少ないので、別売りDACの使用を想定しているのでしょうね。グレードの高いアイテムを使うには、周辺機器も含めてそれなりに予算がかかるという事でしょう。

KOSS

実は、一番悩んだのはKOSSのヘッドセットです。あれ、無難って言ってませんでした?ってツッコミは置いておきます…

そもそも、KOSSって何?って感じの人も多いのでは無いかと思うのですが、折りたたみヘッドホンとして有名なPORTAPROシリーズとか、低音番長で有名なThe Plugなんてイヤホンも有って、実は音響機器メーカーとしては有名です。

ゲームでもKOSSの伝統サウンドを!なんて書かれるとちょっと迷いません?

しかもKOSSのヘッドセットは開放型で軽いらしく、低音に強いと言われるKOSSも試してみたい気がしたのですが…

 

音漏れするから開放型は嫌だ…って人のために密閉型も用意されています。

STEELSERIESから選ぶ事にする

KOSS欲しい気もしつつ…結局、STEELSERIESヘッドセットから選ぶことにしました!

もう迷いは有りません!が、STEELSERIESのラインナップが分かりにくいので、まとめてみました。
ちなみに2019Editionとそうじゃないのも有るので、お間違いなく…

STEELSERIESはマウスやキーボード、マウスパッドなどからなる一連のシステムなのですが、発光するシリーズで揃えてDiscordの通知なんかと連動させると面白いのかもしれません。eスポーツなどでは、薄暗い会場で発光させると良いんでしょうね~

ヘッドセットが発光してるのは、自分からは見えませが…

ARCTIS 3

一番基本になるヘッドセット。スマホのイヤホンなどで使われる4極アナログ接続。性能の良いサウンドボードやオーディオインターフェイスを持っているなら、このモデルを買うのも有りかも。ARCTIS 3は、黒、白、紺、赤とカラーバリエーションが有るのも良いですね。

ARCTIS 3 BLUETOOTH

ARCTIS3にBluetooth接続機能を搭載したモデル。Bluetoothは、多少の遅延が出てしまう場合が多いので、ゲーム用途なら遅延をあまり気にしない場合や、チャット向けでしょか?

スマホと接続する場合はヘッドセットだけで接続出来るので、Bluetoothの方が無難かもしれません。

ARCTIS 5

アナログ・USB接続両方出来るモデル。USB接続の場合はDACを搭載しているので、サウンドボードを持ってなくても、そこそこの音質で楽しめます。DACはデジタルをアナログに変換する装置で、PCだとサウンドボードと同じような役割をする機器。

ノートやタブレットPCなど、マイク入力が無いPCで使用する場合は、USB接続の方が便利でしょう。また、USB接続の場合、疑似サラウンド環境のDTS Headphone:X v2.0に対応している点も見逃せません。

USB接続ケーブルには、ゲームとチャット音声の比率を調整出来るダイヤルが搭載されていますが、いかにもゲーム用ヘッドセットって感じがする機能ですね。

ちなみに、イルミネーション機能が搭載されてますが、色や点滅間隔も調整出来るし、気に入らなければオフにも出来ます。ピンチになったら、点滅間隔が短くなったり、赤く点滅したりする仕様では無い模様…残念。

ARCTIS7

無線のヘッドセットですが、ARCTIS3BLUETOOTHと違って、2.4GHz帯のワイヤレスオーディオで接続するヘッドセット。Bluetoothよりも遅延が少なくゲーム向きの通信規格とされています。FPSなんかで無線を選ぶ人は、ARCTIS7を選ぶと良さそうです。

無線対応なのに、機種名にWIRELESSと入ってないのが、ややこしいです。

ARCTIS PRO

アナログ・USB接続両方出来て、ハイレゾ対応のヘッドセット。ハイレゾ対応のドライバー(音を鳴らすスピーカー状の部品)を搭載しているようです。ハイレゾ対応ということも有り、ちょっと惹かれる面は有りましたが…チャットに使うには、ちょっと贅沢かなと思って外しました。音楽用にも使いたい人には良いかもしれません。

ARCTIS PRO + GAMEDAC

ARCTIS PROにさらにGAME用DACを同梱したモデル。ヘッドセット部分は同じですが、音質向上のためDACがより高性能なものに交換されています。

ヘッドセットは同じなんでしょ?と思った人も多そうですが、DACがヘッドセットの性能に追いついてないと勿体無いので、出来ればDACも高性能な方が良いのは言うまでも有りません。

ARCTIS PRO WIRELESS

低遅延の2.4GHz帯のワイヤレスオーディオ機能を搭載したハイレゾモデル。全部載せモデルですが、イコライザーのバンド数など一部の機能はGAMEDACの方が上のようです。

ミドルクラスARCTIS5に決定

というわけで、予算が有ったらARCTIS PROが良いのでしょうが、バランスを考えるとARCTIS5かなと思います。実はARCTIS3という選択肢も有ったのかなとも思いますが、ちょっと上乗せしてARCTIS5を買ってしまえば、STEELSERIESらしい機能を大まかには楽しめるのは魅力的です。

そんな訳で今回はSTEELSERIES ARCTIS5に決定!近々レビューをお届けします!

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