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レビュー

『PREY』宇宙ステーションで生き残れ!一人称SFホラー【レビュー】

投稿日:2017年6月12日 更新日:

PREYPREYは、謎の生命体が蠢く宇宙ステーションを探索しながら、謎を追う一人称SFホラーアドベンチャー。
宇宙ステーションに現れた謎の生命体「ティフォン」によって殺されていく人々。
記憶を失った主人公モーガンは、自身の記憶と謎の生命体ティフォンの正体を解明すべく、広大な宇宙ステーション「タロスⅠ」の探索に乗り出します。

宇宙船を自由に探索するというコンセプト、目を引くデザインに美しいアートワーク。
謎に満ちた設定と明かされていくストーリー。正体不明の敵とどこから襲われるかわからない恐怖。
限られた物資をやり繰りするサバイバル要素にあわせて自由に選択することのできる成長システム。
すべての要素が一体となった珠玉の一本です!

かつてのPREY

あの『PREY』が帰ってきた!前作をプレイした方なら感慨深いものがあるのではないでしょうか。
前作「PREY」は2006年にxbox360タイトルとして発売され、日本ではスパイク(現スパイク・チュンソフト)から発売されていました。

かつてのPREYでは松崎し〇る似のネイティブアメリカンの青年がキャトられた彼女を助けるためにエイリアンの宇宙船に乗り込んでいくFPSで、宇宙船内部は、吸い上げられた人々と、アメリカの車や雑貨、航空機など様々なものが入り混じったカオスな空間。
ネイティブアメリカンの血を引き精霊の力を扱える主人公に、重力が反転・空間が捻じ曲がるなど宇宙船内部の独特の仕掛けが魅力的ながら、かなり人を選ぶゲームではありました。(ゲーム難易度は超簡単だけど3D酔いでの脱落者が恐らく半分くらい)

なお、今回のPREYとは直接的な繋がりはありません。続きくようなフリで終わってますが完結しているので、今回のPREYは新生PREYと言ったところでしょうか。

お蔵入りになったPREY2のトレイラー
プレイ動画(これはこれで面白そうだけど…)

その次回作である本作ができるまでも、ベセスダソフトワークスが何度もコンセプトトレーラーが発表されては作り直しになり、難航している模様でしたが、ついにお目見えとなりました。
開発は「BioShock2の映像技術」や「Dishoneredシリーズ」で実績を積み重ねてきたArkane Studio。

両作品に通じる部分もあり、完成度の高い作品に仕上がっています。

広大な宇宙ステーションを探索せよ!

外部ハッチから船外にでることもできる。

外部ハッチから船外にでることもできる。

ゲームが始まると、すぐに自由に探索を始めることができます。
舞台となるのは宇宙ステーション<タロスⅠ>。

細部に気を配って作られた<タロスⅠ>内は、行われているティフォンに関する様々な研究のほか、クルーの生活風景なども垣間見ることができます。
ティフォンによる恐怖の爪痕が多く残されており、常に不穏な空気が漂っています。
一本道でなく自由に動くことができるというのは、うれしい反面、何が起こっているのかわからない宇宙ステーションにポンと放り込まれた恐怖に身がすくみます。

ホテルのようなタロスⅠロビー。巨大な窓から月や地球を眺めることができる。

ホテルのようなタロスⅠロビー。巨大な窓から月や地球を眺めることができる。

船外などでの無重力遊泳など、宇宙ならではの仕掛けも多く用意され、ただ施設内を歩くだけでなく、壁が損傷し内側から入ることのできない部屋に船外から入ったり、遠くのエアロックを行き来したりすることもできます。
ティフォン暴走による事故のあと、タロスⅠ内は崩壊し様々な場所で被害が発生しており、危険な状態になっています。
周囲を観察すれば、隠された要素を発見することができ、アイテムや新しいルートなどを発見することができます。
鍵のかかった扉でも、上から登ったり、箱の裏などにルートが隠されていることがあり、意外なところから道が開けることも。

追跡できるスタッフは1人ずつ。

追跡できるスタッフは1人ずつ。

コンソール端末やメッセージログなどから、パスワードなどが発見できることがあり、クエストが発生することもあるので、端末を見かけたらメールなどを調べてみるのも面白いかもしれません。
また、セキュリティステーションのコンソール端末では、人物のリストを閲覧できその人物の位置情報がわかります。サイドクエストなどで、行方不明の人物を探すときにはセキュリティ端末を見てみるのがいいかもしれません。

恐怖!謎の生命体「ティフォン」

擬態能力のあるミミック。

擬態能力のあるミミック。

謎の生命体ティフォンは特殊な能力を持ち、人々を殺戮していきます。
通称「ミミック」と呼ばれるティフォンは、その名の通り「擬態」能力を持っており、周囲にあるゴミ箱やイス、アイテムなど様々なものに変身し、どこから襲ってくるかわかりません。
しばらくは、警戒しながらゆっくり歩いたり、周囲のものを撃ったり叩いたりしながら進まねばなりません。
かがんだり、遮蔽物に身を隠しながら敵を避けるといった戦略も必要です。

他にも攻撃する瞬間しか姿を現さないティフォンや、周囲の人間を操る能力を持つものなのど、様々な特殊能力を持ったティフォンが多くおり、さらにはティフォンの能力によって汚染された機械などタロスⅠ内部には多くの脅威が存在します。
持てるすべてを駆使し生き残りましょう。

ファントムは瞬間移動し遠距離から攻撃できる強敵。序盤での戦闘は避けたい。

「ファントム」は瞬間移動し遠距離から攻撃できる強敵。序盤での戦闘は避けたい。

戦い方は自分次第!武器や能力(ニューロモッド)を使いこなせ!

なんといっても『PREY』最大の魅力はサバイバル感!
各地に設置されている<リサイクラー>を使えば、物質をマテリアルに変換することができます。
分子生成器では、武器や弾薬などのアイテムを自由に製造可能。
ティフォンにおびえながら、周囲からガラクタをかき集めてリサイクラーに入れ、少しずつ装備を充実させていくのが楽しい。
製造できるとは言え、周囲の物資も数が限られており、無限ではありません。
できるだけ無駄撃ちは止め、少ないコストで敵を倒したいところです。
周囲を観察すれば、こぼれている油や、爆発するボンベ、オートタレットなど、様々な仕掛けがあり、うまく利用することで、物資の消費を抑えつつ戦うことができます。

スキルツリーは人間の能力とティフォンの能力に分かれている。

スキルツリーは人間の能力とティフォンの能力に分かれている。

ストーリーにも大きくかかわってくる「ニューロモッド」は様々な能力を一瞬で身に着けることができる画期的なデバイス。
これによって様々な能力を自由に選んで開放することができます。
取得できるスキルは戦闘向けのものだけでなく、探索用のものなど色々な種類が存在します。
ツリーに沿って取得する必要はありますが、どの種類のスキルも最初から取得することができ、自分なりの戦略で挑むことができるのがうれしいです。

「ハッキング」や「修理」の能力があれば、ロックがかかったドアや金庫を開いたり、壊れた扉を修理したりすることで隠されたルートやアイテムなどを入手することができます。
強力な「ティフォン」能力を使えば、炎や電撃を起こしたり、敵を支配して戦わせるなど戦闘において非常に有用です。(まさにBioshockのトニック的な感じ)

また、「グルーキャノンで敵の動きを封じた後、レンチで攻撃する」といった、武器やスキルの能力を組み合わせる「コンビネーション」も存在し、うまく使うことで強力な敵でも効率的に倒すことができます。

粘着液を発射する銃グルーキャノン。敵を固めて動けなくしたり、壁に発射して足場にすることもできる。

粘着液を発射する銃グルーキャノン。敵を固めて動けなくしたり、壁に発射して足場にすることもできる。

周囲の物質を吸い込みマテリアルに変換するリサイクラーチャージ。もちろん自分も・・・。

周囲の物質を吸い込みマテリアルに変換するリサイクラーチャージ。もちろん自分も・・・。

自分自身を正体を追うミステリアスなストーリー


記憶を失った主人公モーガン・ユウ。
全く何も思い出せない状況で、謎の生命体「ティフォン」に占拠されたタロスⅠをさまようことになります。
自分の声で語りかけてくる謎の存在「ジャニュアリー」は過去の自分からの命令によって動いていると言い、そして兄アレックスもまたモーガンの過去について語ります。そして自分が自分へ残したメッセージが。
いったい自分は何者なのか、「過去の自分」と「現在の自分」、一体どの自分が本当なのか。ミステリアスなストーリーに惹き込まれます。
メインクエストだけでなく、サブクエストも含めたプレイヤーの選択によってエンディングも変化。
色々な攻略法を試しながら、何度もプレイし、すべてのエンディングを見たいところです。

日本語ボイスによる丁寧なローカライズもされているのでそういった意味では安心してプレイ可能です。
『PREY』はSteam、PS4、Xbox oneにて発売中です。


 

あっ!


なんだしげるかと思ったらティフォンか

日本でPREYと言えば松崎しげる

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