タイトルがそのままズバリ「あなたが狩りの獲物です」。
人間を狩るために徘徊する英国紳士風のロボットから逃げながら、生き延びる一人称のステルスサバイバル。
とある実験の事故に巻き込まれたプレイヤーが気がついた場所は謎の島。
島から脱出すべく壊れた実験装置の欠片を集めはじめるが、そこには人間狩りを楽しむ英国紳士ロボットが徘徊していた――――というストーリー。
英国紳士の歩く島
ゲームの舞台は、５つの島から成り立っており、マップのどこかにあるボートを使うことで島を行き来することができます。
中央の島にはストーンサークルがあり、壊れた機材の欠片である『石』をはめ込むことで円形のゲージが進んでいき、すべての石をあつめるのが目的。
島の地形と、出現する敵はゲーム開始時に設定が可能。
生成される地形は毎回違うので、いろいろな地形や難易度で遊ぶことができます。
英国紳士の隙を突け
建物の「ドア」や「タル」を調べると武器や食料などさまざまなアイテムを入手できます。
様々な『食料』やロボットに撃たれた時の出血を止める『Bandage』は必須。
『武器』や、「石」をみつけるための『探知機』、『地図』など手に入れることでできることが増えていくので、どんどん探索しましょう。
しかし、建物周辺にはロボットが巡回していることが多く、うまく隙を突いたり、気をそらす必要があります。
建物の中には腐った食べ物や人骨が・・・。
英国紳士は容赦はしない
敵である英国紳士ロボットは猟銃をもっており、見つかると容赦なく撃ってきます。
赤く光る目は遠くからでも目立ち、近寄るとBeep音や声が聞こえるので、それらを頼りに逃げ回りましょう。
ゲームが進行するにつれ、敵の種類も増え、トラップを仕掛けるロボットや、動きを封じてくる猟犬ロボットなど、厄介な敵がたくさん。
一対一ならまだしも、大軍相手に戦うのはほぼ不可能です。
絶体絶命！
英国紳士をぶっ壊せ！
ロボットに撃たれると2～3発で死亡してしまいますが、ロボット自体はそれほど頑丈でなく、斧で2回攻撃すれば倒すことができます。
敵の動きを封じる『トラバサミ』や音を出して敵をおびき寄せる『目覚まし時計』などアイテムを駆使することで手ごわいロボットとも戦うことが可能。
倒した敵からは『銃』をはじめ、様々なアイテムを入手できますが、弾薬がほとんど手に入らないので、がんがんロボットを倒して回る、といったことはできません。
英国紳士は英国の紳士
本作の舞台がイギリスになっているのも大きな魅力のひとつ。
ゲームのベースになっている英国紳士風のロボットのデザインや「狩り」の文化から始まり、「城」や「田園地帯」などの地形もイギリスならではの風景。
アイテムにも「紅茶」や「ビスケット」、スコットランドの伝統料理「ハギス」などイギリスゆかりのものがたくさん登場します。
様々な英国風の要素が独特な雰囲気をかもし出しています。
隠されたイギリス要素を探してみるのも面白いかもしれません。
『Sir, You Are Being Hunted』であなたも英国紳士！
田園風景。ウィスプは石を見つけるヒント。