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「ヒットマン(HITMAN)」原点回帰で自由度が高い暗殺アクションになって帰ってきた!【レビュー】

投稿日:2017年7月29日 更新日:

HITMAN

自由度の高い暗殺アクションで有名なヒットマン(HITMAN)の最新作が日本で2017年8月10日 日本語吹替が収録されて「HITMAN THE COMPLETE FIRST SEASON(ヒットマン ザ・コンプリート ファーストシーズン)」としてついにリリースされます。
ちなみにHITMAN は去年から英語版ならプレイできました。
実は2016年からβとしてステージ1づつリリースしていき、調整するという珍しい手法を取ったことでも良くも悪くも話題に。
当初は賛否両論でしたが、いろいろフィードバックを受けながら作り進めていたようで現在は高評価になっています。
なおSteamでは日本語字幕でならすでにプレイできるので早速買ってプレイしてみました。(7/29時点)
※ちなみに8月10日~8月23日に買わないと早期購入特典は貰えないので注意。

【追記】現在はワーナーブラザーズがパブリッシャーの形で再発売されています。また2も予約開始しています。

ヒットマンとは?

最近でいうとアブソリューションから入ったひとが多いと思うので改めておさらい。知ってると言う人は飛ばしてください。
ヒットマンは3Dゲーム黎明期、メタルギアソリッドやスプリンターセル、天誅などと同時代で育ってきたステルスゲーム。(そのなかでも陰湿で暴力要素は高め)
スニーキングや狙撃などはどの作品でも割とありますが、しかし唯一無二なのはありとあらゆる敵の衣装に着替えて堂々と侵入もOKということ。
この着替えも怪しい行動や特定の人からは見つかるので適宜着替え or 随時敵を始末しながら進むなど、メインターゲットのみのサイレントアサシンから血で血を洗う大量虐殺まで無限に等しい攻略方法が存在することが最大の特徴。
また、敵の体を動かして他の人に見つからないように隠したり、フグの肝を仕込んだ寿司で毒殺するみたいなトリッキーな手法や、事故死に見せかけて暗殺できるなど様々なステージギミックも魅力の一つ。
正直未だに上がってくるプレイ動画を見てみるとそんな攻略方法があったのか!と驚くことがしばしば。

ヒットマン バーコード

主人公はバーコードハゲこと「47(フォーティーセブン)」。
後頭部にバーコードのある彼は完全なクローン体なので、軍事利用のためのサンプルだとかで何かと狙われたり利用されたりなかなかの巻き込まれ体質です。(2だけ唯一個人的目的でしたが)
こんな個性的なハg…人、変装してもバレると思うけどそこはご愛敬。

ヒットマン自体かなり昔の作品ですが、特にリブートなどされず時系列としては続いています。
ちょっと理解しづらいストーリーラインなのでおさらい。

Hitman Codename 47 【雑なストーリーネタバレを読む】
着替えなどのシリーズの基礎は出来あがっている
ただステルスクリアは割と一本道で、
AIの行動にアラもある
Hitman2 Silent Assassin 【雑なストーリーネタバレを読む】
着替えてても行動や人物によってはちゃんと怪しまれるように
HITMANの方向性を確立した名作
やや理不尽な難易度のステージもあるが…
Hitman Contracts 【雑なストーリーネタバレを読む】
シリーズ中一番猟奇的
ほとんど1作目ステージなど交えたオムニバス
2とほぼ操作感は同じだけど難易度はさらに高い
Hitman Blood Money 【雑なストーリーネタバレを読む】
3部作よりグラフィック進化したり
もの投げや事故死要素も追加される。
遊びやすくなり、ある種の到達点
Hitman Absolution 【雑なストーリーネタバレを読む】
さらに丁寧に描かれたグラフィックとカンタン操作
ただし根幹のゲームシステム・マップが…(後述)
HITMAN ←本作

ストーリー改めて書き出すとなかなかの厨二感がありますね。割とあってないようなものですが。
旧4作はなかなか日本語版が入手困難だったりプレイ環境が用意しづらいし、今の親切なゲームに比べて超シビアなのでプレイ動画などをお勧めします。
見てからやっても全く同じプレイはほぼ難しいので。
一応筆者はヒットマン2→ヒットマン1→ヒットマンコントラクトとプレイしてきました。

アブソリューションでの失敗

まぁシリーズプレイしたのはアブソリューションが初めてと言う人には気にならないかもしれません。
「シネマティックなステルスゲーム」としては実は悪くない作りでした。
グラフィックはかなりよくできてたし、簡単に発動できるようになったアクションや、インスティンクトは画期的でかなり便利でしたし、コントラクトモードで無限に遊べるような作りでした。NPCも賢く、吹替にも対応して会話が分かりやすくなったし。
ただ、

  • 一本道ステージの多さ
    これまではステージありきでストーリーが付いてくる感じでしたが(ゆえにオムニバスだったり回想だったり)、アブソリューションはストーリーラインありきでステージを作った感がものすごくあります。
    ちなみによくある勘違いですが、一本道と言っても各ステージ攻略時のルートは普通のアクションゲームに比べればとんでもない数あります。
  • マップが狭い
    アブソリューションは数少ない自由度の高めのステージもこれまでのシリーズに比べれば物足りない
  • ブレンディング
    同じ服装の人物には顔が見えないようにしないと変装だと見抜かれるので顔を隠す機能。
    インスティンクトゲージを消費して顔を隠すか、ゲージを使い果たしていたら基本的に屈んだままになってしまって行動に制限が出て、よくあるコソコソするタイプのステルスゲームと変わんなくなることが多々ありました。
    これは今までザル過ぎたので現実的になったともいえるけど、通り過ぎる時に顔をそらすほうが怪しいと思うし、ゲージを消費してしまうとなんで顔隠せなくなるんですかね?意味わかんないですね。
    やるなら一定時間顔を見られたらバレるとかで良かったのでは。
  • あまり意味のない収集・チャレンジ要素
    こういうの好きな人もいるので一概に何とも言えませんが。
  • ムービーシーン多すぎ
    しかも今時一部プリレンダリングムービーなので違う衣装でクリアしてもスーツだったりします。
    あと頭撃ったのにムービー中にしゃべりながら絶命とか…

ストーリーについてもハリウッド的で47にあまりにも人間味を持たせようとし過ぎてるところが。
ゲームコンセプト的に人間が人間を殺すことの倫理的問題を解決するのが「非情な元クローン兵器」設定だったのに感情を持った人間にしてしまったら元も子もない。
敵も派手にやり過ぎてて、そら上層部にバレるよ。バカなの死ぬの。死んだけど。
いつの間にかダイハードになってたような、いい映画ですが望むものが違う。

改めて言いますが1ゲームとしては酷評されるほどひどいものではありませんでした。
逆にアクションアドベンチャーと思ってれば自由度がすごく高く感じるかも。

ただ結果としてこれまでのヒットマンシリーズの一番のウリの自由度を真っ向から否定してしまった訳で。
ゲーム自体の開発はずっと同じ会社なので、ちょうどスクウェア・エニックスが親会社のアイドスもろとも買収後、血迷って日本語をバラ売りしてたころだったので何かと当時の流行りを入れようとか内部的に干渉があったりゴタゴタあったりのかもしれません(完全な憶測ですが)。

HITMANの良いところ

今回のHITMANは原点回帰ということで以前のようなプレイ感を戻してきてくれています。
そうそうコレコレというかんじです。
逆にアブソリューションから入った人はなんこれって感じかもしれませんが、これが本来の姿なんです。

自由度の高いサンドボックスマップ

サンドボックスといってもアサシンクリードのように地続きで広大という訳ではありませんが、箱庭的な凝縮感があります。
ステージとしても1つのローケーションでガッツリ纏められているので広さの大小はあるもののどこのステージはスカスカ…なんてことがありません。
電車のダイヤのように入り組んだNPCの行動パターンを読み取りつつ、回りくどく手の込んだ仕掛けから、スピードランまで、アクションゲームというよりパズルゲームのような感覚です。

操作が簡単に

アブソリューションに引き続き、以前のシリーズより操作が簡単になっています。
素手か武器を所持して敵の近くで表示のボタン、もしくはLTボタンで構えて照準マークが出たらRTボタンで投げる。それだけ。

ブラッドマネー以前はどちらかというとTPSの延長にアクションがあったので、ワイヤーやナイフの届く範囲が分かりにくかったりしました。
何度も空ぶってしまったり、そうこうしてるうちに怪しまれてしまったり。

アクションがボタンに割り振られているのでその瞬間ボタンを押せばその行動がスタイリッシュに実行されます。
(ただし敵の背後でナイフやワイヤーを素振りする的なお遊びは出来なくなってしまった)

HITMAN インスティンクト

あとアブソリューションで実装されたインスティンクト(透視)機能。
RBを押すことで敵の位置やアクションを起こせるオブジェクトをハイライトされ、時間もややゆっくりになります。
なお、アブソリューションでできたブレンディング(代わりに変装中正面から近づいたらバレる人物の頭の上に●がついてる)とポイントシューティングはありません。

確かに敵の位置確認のためにいちいちマップひらくのは確かに面倒でした。(2ではマップで行動キャンセルできたからそれはそれでお世話になったけど)
チート感もありますがカジュアルにプレイできますし、縛るならオフにもできます。

様々なロケーション

ヒットマンは映画007のようにいろんな地域でミッションを行えるのが魅力の1つ。

  • フランス – パリのファンションショー会場
  • イタリア – サピエンツァの美しい港町
  • モロッコ – マケラッシュの革命による混沌に巻き込まれたマーケット
  • タイ – バンコクの高級リゾートホテル
  • アメリカ – コロラドの人里離れた農場に見せかけた軍事訓練場
  • 日本 – 北海道の最新鋭医療施設「GAMA」

それでいてどのステージも緻密で最高に美しい。北海道は羊蹄山付近かもと道民が申してました。

ただ欲を言えばもう少しロケーションが欲しかった。まぁシーズン2に期待というところかな。

豊富なステージギミック

プレイトレイラーを見てもらった方が早いと思いますがかなり多彩なステージギミック。
シャンデリアを落とす、飲み物に毒を入れる、ガス管を緩めておく、なぜか水たまりにある電源タップ、医療設備のAIをハッキング、など。
自ら手を下さずともターゲットが罠に引っかかるのを待つだけ。

また各ロケーションにあわせた仕掛けも用意されています。
特にヒットマンと言えばフグ毒!ということで今回もしっかりあります。

あと、これまでのシリーズはNPCのルーチンはステージ始まってから勝手にスタートしてましたが、今回は47が現場に干渉し始めてから発動することが多く、NPCがその場所まで周回してくるまで待つと言うことが比較的少なくなっています。

無限に等しいやり込み要素

元々そういうゲームではあるのですが、本作も繰り返しプレイして腕を磨けるようになっています。
やり込みというと別に必要でもないものを集める水増し作業になりがちなのですが、同じロケーションでもチャレンジ要素(実績っぽいノリ)があり、達成することでそれ自体が別ルート・手段へのヒントになっていたりもします。
やってるとつい同じ手法ばかりになってしまうのでバリエーションを増やすことができて幅が広がっていきます。

また、一部ロケーション(フランス・イタリア・モロッコ)ではメインターゲットやシチュエーションをガラリと変えたミッションがあります。

そしてノーマルで大体の配置がわかってきたら「プロフェッショナル」でチャレンジ!
監視カメラに見つかったら即バレだし、いつも簡単に衣装を奪える人の行動パターンが変わってたりしてかなり新鮮。
また装備すると怪しまれるアイテムが増えてたり、刺したり銃撃して出血させてしまった敵からは服を奪えなくなってしまったりします。

アブソリューションに引き続き「コントラクトモード」もあり、ステージ上のターゲット以外の人物を指定して、様々な暗殺方法や服装などの条件をつけて他ユーザーとミッションを共有することができます。

また5段階でターゲットがどんどん増えて行ったり縛りやクリア条件が加わっていく「エスカレーション」というモードや、1回失敗したら二度とプレイできないウィークリークエスト的な「エルーシブ ターゲット」みたいなものも随時配信されています。

そもそもこういうものが用意されてなくても楽しいのですが、あると目的意識が出ていいですね。

過去シリーズと比べて

今作はしっかり原点回帰して作り込みもかなりのものですが、過去のファンだとあれができない、これができない、などあるもので・・・。
(もしかしたら実は出来ることもあったりするかもですが、あればご指摘ください)

ゲームシステム

主観視点がない
ターゲットをじっくり観察しづらい。

すべてのアイテムを自由に持って入れない
最初から持って行けるものの数に制限があります。
(現地ではでかいもの以外無限にポケットにしまえるのになんで?)
他にいろいろ持っていきたいなら支給箱に入れておいてから回収しないといけない。
スタート時から全部持てないのでややめんどう。

消えたアタッシュケース
ブラッドマネー以前も長物は基本持ち込んでも手持ちになってしまっていたのですが、唯一できたのがアタッシュケースに収納できるスナイパーライフル。
それが今のところ見つかりません。
狙撃ポイントでささっと組み立ててソ・ゲ・キ。
任務完了したらささっと収納して何食わぬ顔でその場去るというのが最高にクールだったのですが・・・。

箱や食べ物に毒仕込んだり武器を隠したりして移動できない
直に毒や麻酔入りの食べ物を特定のターゲットや護衛に持って行って食べさせたり、ボディーチェックを受ける場所でもケータリング内に武器を仕込んで持ち込めたり(持ち込ませたり)と、暗殺方法の幅が広がってよかったんですが・・・。

好きなところで突き落としできない
できる場所はあるのですが、手すりにかなり近い必要があるなど限られてます。
ブラッドマネーでは階段で押しただけで死んだりしました。(打ち所が悪かったのかな)

人を盾にできない
アブソリューション、ブラッドマネーでは銃を持った状態で敵の背後に近づくと人を盾として使えました。
銃撃戦ではもちろんですが、生きたまま人を移動させて別の場所で気絶させることができて便利でした。
(アブソリューションでは首を折ってしまうけど)

近接攻撃モーションはもう一声
良い点でもチラッと書きましたが、敵の近くで表示されるボタンを押せば間合いとか意識せずに簡単に倒せて楽は楽ですが、敵の近くでしか発動できず実質攻撃バリエーションが少ないのです。

例えば敵に近づかない限りRTを押しても銃みたいに刃物などは使えないんですよねー。
走りながらカタナを大きく振りかぶって~斬る!的なことができません。
あとシリーズでおなじみピアノ線を敵の後ろでをピンと張った状態で近づくというような予備動作をすることができません。
それ自体は全然無意味な行為ではあるのですがロールプレイ的なドキドキ感があって良かったんですが・・・。

また走りながらだと持っている武器を使った攻撃が発動しません。
かならず素手でのノックダウンになってしまう。専用の攻撃モーションくらいは欲しいところ。

あと攻撃する敵との間合い(背後、正面、武器投げ…くらいかな?)によって攻撃モーションは変わりますがそれぞれ1パターンです。
もう1~2パターンくらいは欲しい。

そういえばドライバーとかハサミとかの背後からの攻撃はなんですかあれ。
HITMAN ハサミでの攻撃肩にぶっさして死ぬわけない。でも殺傷アイテムということになってるし。
別にそこまでグロくする必要はないですが致命傷を与えた感が欲しいところです。

あ、そうそうエレベーターとかの上からピアノ線で吊り上げるとかもほしい。

ポイントシューティングモード
アブソリューションで賛否が分かれた機能として、複数人ロックオンして一気に銃撃ができたのですが、今回なくなってしまいました。
カジュアルに俺TUEEEEEしたい時に結構良かったんですが・・・。
使うことを強制しないのならあってもいい気がします。
ノーマルでくらい実装してくれても良かったですね。

ステージクリア後の処理
ブラッドマネーのクリア後の「スコア兼報酬」の概念はかなり理にかなっていて、クリアしたら行動に応じてお金が貰え、好きな武器などをアンロックしていけました。
サイレントアサシンなら一番よく追加ボーナスが入り、うっかり犯行がカメラや一般人に見つかった場合は始末するか(それはそれで組織に処理費用も取られる場合もある)、そのまま放置してクリアしてしまったら組織がその一般人の口封じする費用として報酬から天引きされたりと、それ自体が雰囲気にマッチしててリアルな作り。
またあまり暴れすぎると新聞に顔写真まで載ってしまい、次のステージでは見つかりやすくなったりします。(新聞の情報操作もまた金で解決できた)

今回はアブソリューションに引き続きスコア制で、武器も持ち帰っても意味がないし(レア武器を見つからずどうやって持ち帰るか考えるのも一興だった)、武器もなんか達成したチャレンジのXPをためてステージレベル条件クリアしたら勝手にアンロックされるしなんだかなぁと言う感じです。

ファンサービス要素(どうでもいいと言えばどうでもいい)

覗き込みがない
まぁこんなことしてたら明らかに不審者ですね。でもこのモーションは好きでした。

イカれた敵が少ない

勝山城に住んでるヤクザと変装して離れてても超視力で正体を見破ってくる忍者、ジャバザハットみたな体格で生鶏肉を食らうミートキング、麻薬王の息子でジャンキーで日々ポルノ三昧、ホモでロリコンのオペラ歌手×汚職でホモな外交官、ゲイだらけの船員たちその名も「ゲイターズ」、仕込みガラスのシャワールームでメイドを覗くエロおやじ。
ターゲット以外にも監視対象のおっさんの娘のパンツをスーハーするFBIの黒服なんてのもいました。

改めて書き出してみるとカナリの個性的な変態揃いですね。
お陰で殺すのにちっとも躊躇しなくて済みました。いや殺してやって感謝されるべき。
まぁ今回はぎりぎりヤクザ弁護士が出てきましたが…証人を薬品で溶かしてりしてたくらいでパンチ弱いですね(ぇ

エージェントスミス
HITMAN エージェントスミス
アンダーソン君・・・のほうではなく、シリーズ通して毎回敵に捕まって拷問を受けてるCIAエージェントで、47が重要情報と引き換えに助けます。
007でいうところのフィリックス・ライターみたなポジションです。
最近見てなくてなんだか寂しい。まぁ彼のことだからなんだかんだ死なないでしょうが。

ダイアナ顔出しし過ぎ
ブラッドマネー以前は声だけか後姿だけでかなりミステリアスな人で「エージェンシーは謎の組織」という雰囲気作りに一役買ってたのですが、最近は割と普通に顔合わせしてしまってます。

アブソリューションのバーティと刑事は?
いまいち存在感なかったしもういいと言えばいいですが。

Jesper Kyd氏の音楽がない
前作からそうでしたが音楽は悪くないけどいまいち印象に残らなかった。
Jesper Kydじゃないと・・・。
重厚感のあるピアノ・オーケストラを使った威風堂々としたサウンド、シンセサイザーによる緊張感のある動のサウンド、このメリハリが彼の持ち味でした。
映画っぽいと言うと在り来りですが、ふと思ったのがエリック・セラっぽいというか。あ、と言うことは映画 レオンを意識してたのかな?
実はこれといってテーマソングがないんですよね。まぁ強いて言うならアヴェマリア?

不具合(2017/07/21時点)

もしかすると日本語版にあわせて修正されるかもしれませんが字幕に半角スペースが入ってたり、切れ方がおかしかったり読みづらい。

兎にも角にもいよいよ8月10日に日本語版が正式リリース

いろいろ書きましたが、全体的にはかつてのHITMANが帰ってきた感じがして個人的にはかなり高評価でした。
(ブラッドマネーは2006年なのでもう10年たつんですね・・・)
シリーズ通してのファンとしては間違いなく買いですし、操作などもかつてのシリーズよりアブソリューション寄りでプレイしやすいので新規の人でも問題ないと思います。

ゲーム序盤体験版「HITMAN – Prologue」配信中

体験版ですが各ストアで配信されていて、これだけでも結構繰り返し楽しめる作りになってます。
とりあえずこれでどんなものか試してみてはいかがでしょうか。

47が20年前エージェンシーに入った直後の訓練という設定なのでそんなに広くないですが、全ロケーション通してやることは同じなので雰囲気掴めると思います。
セーブデータは本編へ引き継ぎ可能らしいのでやり込んだなら再プレイしなくてもOKです。

ただし8月10日~8月23日に買わないと早期購入特典はくれないみたいなんでご注意を。

そういえば海外版からの仕様変更は?

最近はすっかりよくなりましたが、未だに発売元がスクエニというだけでアレルギーが発生する人も多いと思いますが、安心してください、今のところ表現規制はないですよ。
またスクウェア・エニックスのサポートでもそのように発表はしています。

HITMANの今後は?

ファーストシーズンEP1~6までということ、話的にも正直終わってないので続きを作るつもりなのかも。

ちなみに開発元の「IO Interactive」は買収に次ぐ買収で、親会社がスクウェア・エニックスになっていましたが、5/11に「IO Interactive」の事業から撤退するとのことで、公式サイトには独立したのでヒットマンはフルコントロールできます!独立します!これまでのみんなに感謝!みたいなことが書いてあります。
今時はキックスターターとか、今回のようなエピソード形式とか資金集めはどうにでもなるはずなので、頑張ってほしいですね。

今回はタイトルがHITMANと特にサブタイトルもつけてないので、これをポータルとして、シーズン2やこれまでのシリーズのステージをリメイクしてほしいなぁ(チラッ。

HITMAN2
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【追記】現在はワーナーブラザーズがパブリッシャーの形で再発売されています。また2も予約開始しています。

PC(Steam)、XBOX(現在は北米アカウントのみ)はパッケージがないのでダウンロード購入してください。


ヒットマンは実は観察力・考察力・実行力・プロ意識が身につくからお子さんの情操教育にピッタリだと思うんだけどどうだろう
最悪の場合殺すこともあるし仕事と思っているから
こんなのが増えるわ

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