『Eden Rising – Supremacy』は、タワーディフェンスにオープンワールド要素を追加したアクションゲーム。現在早期アクセスとしてリリースされています。
オープンワールドの世界を探索しながら、各地に点在する力の源「Crusible」を見つけ出し、襲い来るモンスターから防衛します。
独特の世界観とグラフィック、アクション性の高い戦闘、素材の収集とクラフト要素など、魅力的な要素のつまったタイトルです。
このページの目次
迫りくるモンスターから拠点を防衛せよ
ゲームプレイの中心となるのは、防衛対象である塔『Crusible』をモンスターから守る「Siege」。
事前に敵の進行ルートと、ルートごとに現れる敵の種類が表示されており、それに対応したタレットなどを配置して敵を迎え撃ちます。
タワーにはそれぞれライフがあり、破壊されるとロストしてしまいます。
さらにタワーだけでなく、キャラクターを操作して直接攻撃も可能。
タワーと一緒に攻撃したり、プレイヤーとタワーで別のルートを担当するなど、試行錯誤を繰り返し、ハイスコアを目指します。
スコアによって、新たな装備やタワーをつくることができるようになっていきます。
スコアは、タイムボーナスによって加算されます。
しかし、タワーが破壊されたり、防衛対象にダメージがあると減点。
また、ステージごとに制限時間が設けられているので、ただ耐えるだけではクリアすることができません。
いろんなタワーの組み合わせや、プレイヤーとの連携などを試して攻略する必要があります。
広大なオープンワールドエリアを探索!
防衛エリアからちょっと離れるとそこにはすでに広大なEdenの世界が広がっています。
Eden内にはいくつもの「Crusible」が存在していて、発見することで、新しいテックツリーを解放し、新しい「Siege」に挑戦することが可能になります。
奇妙な生き物や植物、不思議な岩山が連なる異世界を探索し、新たなタワーや装備を作るための素材を集めることができます。
モンスターは基本的にアクティブで、視界に入ると襲い掛かってくるため注意が必要。ノンターゲット方式のMMORPGのようなプレイ感覚です。
死んでしまうと、装備しているアイテム以外をその場に落としてしまい、長時間放置するとロストしてしまいます。
オープンワールドのエリアには、山道や毒の沼地、洞窟などロケーションも様々。
毒の沼地に入ると毒に侵されてしまう危険があり、毒の耐性のあるアーマーを装備したり、毒を消すためのアイテムを用意しておくといった、探索するエリアに合わせた準備も必要です。
各地に隠された「Telesite」は”視界内”の他のTelesiteへ瞬間移動できるほか、アイテムボックスへのアクセスも可能になるので、率先して見つけておきたいところ。
素材を集めて新しい装備を製作・強化!
植物や鉱石などの素材を使って、武器や防具、防衛用のタワーなど様々なものを製作することができます。
さらに、拠点で装備をアップグレードすることで、その効果だけでなく、特殊効果を付加することもできるようになります。
武器は、アップグレードのツリーから異なる属性の武器に変化させることができます。
ダメージの大きい武器や、敵の状態異常を与えるものなどが存在し、武器の種類によっても変化します。
マルチプレイでさらなる難易度に挑戦!
『Eden Rising – Supremacy』では、最大8人のプレイヤーで遊ぶことができます。
マルチプレイの仕様は少し独特で、ホストとなるプレイヤーが部屋を立てる方式になっていて、キャラクターデータが残っていくのではなく、部屋ごとにキャラクターデータが保存されていきます。
難易度も人数に合わせて調整できるようになっているので、難しい場合は難易度を下げたり、よりハイレベルな難易度に挑むこともできます。
【まとめ】大きなポテンシャルを秘めた良作
まだまだ早期アクセスではあるものの、戦闘や探索など一つ一つの要素が面白く、やりごたえのある内容になっています。
戦闘や防衛の難易度は高めで、達成感や手ごたえを感じられるし、探索していて何かを発見して興奮したり、どの武器がいいのか迷ったりと、それぞれの要素がきちんとつくられていて、現状でもすでに安定して楽しめるゲームに仕上がっています。
それに加えて、防衛の時以外でもタワーを置くことができたり、探索用の装備やアイテムがあったり、いろいろなアイデアも盛り込まれています。
レベルアップなどの過剰なやりこみも必要が無いのも好感が持てる仕様。
ひとりでもみんなでも楽しめる、受け皿的なゲームになっていけばいいなと思う、今後に期待のタイトルです。
『Eden Rising – Supremacy』はSteamで1780円で早期アクセスで配信中です。