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【レビュー】『Sdorica(スドリカ)』美しいグラフィックと音楽が彩るファンタジーRPG

投稿日:2018年5月22日 更新日:

まるで絵本のような世界を旅しながら、童話を読むように様々な登場人物が織りなす物語を体験できる、それがスマートフォン向けファンタジーRPG『Sdorica(スドリカ)』です。
制作会社は、ios、android向けにリリースされている音楽ゲーム「Cytus」や「Deemo」などを手掛けた台湾のRayark。
『Sdorica(スドリカ)』はRayark初のRPGタイトルで、過去作品ですでに定評がある音楽やグラフィックはもちろん、それに加えて丁寧に書かれたストーリーや魅力的なキャラクター、パズルのようなバトルシステムなど、完成度の高いタイトルに仕上がっています。

ドリカをめぐる物語を追うことになります。
登場キャラクターは現在36人と、他のゲームに比べると少なめではあるものの、すべてのキャラクターがメインシナリオに登場。
様々な場所で、様々な登場人物が織りなすストーリーを堪能できます。
シナリオは、テキストだけではなくキャラクターが動きながら、アクションや演技をするなどこだわりの作り。
セリフの一つ一つにもセンスを感じられ、丁寧に作られているのがわかります。
スタミナの概念はなく、何度でもプレイできるので、純粋にストーリーを楽しむことができます。

豪華声優陣

声優も悠木碧、子安武人、雨宮天、釘宮理恵、佐倉綾音、井上喜久子、中田譲治といった豪華声優陣が勢ぞろいしています。

シンプルで戦略性のある”パズル”のようなバトルシステム

3色の”ソウル”を消していくパズルのようなバトルシステム。

3色の”ソウル”を消していくパズルのようなバトルシステム。

『Sdorica(スドリカ)』のバトルシステムは落ちものパズルのようになっていて、画面下部に表示されている白・金・黒の3色ソウルをタップして消すことで、前衛・中衛・後衛の各色に対応するキャラクターが行動します。
1つ、2つ、4つと、同じ色の”ソウル”を揃えた数に応じて、異なる3種類のスキルが発動。
4ソウルスキルは強力なものの、単にそれだけを狙えば良いわけでもなく、スキルの効果を確認しつつ的確な選択をしていくのが勝利のカギ。

相手の行動を確認しながら、防御と攻撃を見極めたり、強化や弱体化をしてから攻撃するなど、RPGらしい戦略を楽しむことができます。
また、落ちものパズルのように、ソウルを消すことでソウルの並びもどんどん変化していくので、消し方が重要になってきます。
イベントステージなどの固定のパーティでのチャレンジステージもなどもあり、かわいい見た目に反して骨太なバトルを楽しむことができます。

「魂賦与」でキャラクターを解放

魂賦与(ガチャ)で新しいキャラクターを解放!

魂賦与(ガチャ)で新しいキャラクターを解放!

登場キャラクターは、「魂賦与」で解放することでパーティに組み込めるようになります。
キャラクターごとに全く違う能力を持っているので、様々な組み合わせを試すのも醍醐味の一つ。

全てのキャラクターにイラストやストーリーがあり、最高ランクのSSRまで覚醒可能。

全てのキャラクターにイラストやストーリーがあり、最高ランクのSSRまで覚醒可能。

またキャラクターは「レベルアップ」と「覚醒」によって強化することができます。
キャラクターのレベルの最大値はプレイヤーレベル。
クエストをクリアしたり、ミッションをクリアすることでプレイヤーレベルを上昇させることができます。

各キャラクターの”マナの欠片”と、フィールドの探索で入手できる素材を集めることでキャラクターを「覚醒」することができます。
覚醒することで、キャラクターのレアリティがアップ。どのキャラクターもSRランクにすることができます。

【まとめ】ハイセンスでハイレベルなスマートフォン向けRPG

グラフィックや音楽が売りのタイトルは数多くあるものの、『Sdorica(スドリカ)』はそれに加えてセンスの良さが感じられます。
見た目はすごいがシナリオが微妙というパターンのものも多い中、物語を主軸としたRPGらしいRPGになっていて、セリフやキャラクターなどもひとつずつ丁寧に作られていて好印象。
バトルシステムもパズルのような見た目とは裏腹に、一手一手考えながらかなりシビア

過度な周回も必要が無く、キャラのレアリティに依存しない作りになっているので課金をほとんど気にすることがないなど、全体的にかなりユーザーフレンドリーな作りなのもうれしいところ。

しいて気になるところがあると言えば、ミッション形式なのもあって、ダンジョンなどの探索要素が一切ないというところでしょうか。

スマートフォンRPGの中では最高峰。
オススメです!


なんかシナリオとかセリフが、かなりまともというかセンスがいいよね。
台湾の制作会社だから、”台湾センス”なのかもね。
なるほど確かに、日本のでも韓国のでも中国のでもない感じかもしれないね。

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