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Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部)で自殺者が?DDLCが現実世界に与える影響【微ネタバレあり】 デマ騒動についてなども追記

投稿日:2018年6月26日 更新日:

DDLC

昨日、ワールドカップの話題も冷めやらぬ中、あるキーワードがツイッターのおすすめトレンドの上位に出現した。

ツイッター DDLC

6/25 21時ごろ ツイッタートレンド

DDLC(Doki Doki Literature Club!の略、俗和訳はドキドキ文芸部)」これにはつい敏感に反応してしまった訳です。
と、いうのも以前に日本語化されましたという旨を書いたから。

Doki Doki Literature Club!(DDLC)の非公式日本語化パッチが完成!プレイしてみました。【非ネタバレ】

Doki Doki Literature Club!(ドキドキリテラチャークラブ 略称:DDLC)は海外製のビジュアルノベルでパッと見、普通の日常系ギャルゲーに見えるものの、衝撃的な内容で昨年末にさっ …

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ちなみに「DDLC」は文芸部に入って詩を読みあったりしながら女の子たちとコミュニケーションをするという一見恋愛アドベンチャーゲームの皮をかぶった何か。

“海外製”なのでそれから2/10に非公式日本語化が完成し、やってみてあまりの衝撃に興奮冷めやらぬ状態で書いてみたニュース記事がなぜか検索で上位表示されてしまって(もっと他にいい記事はあるはずなのになんでこんな便乗記事が上位表示されたのが謎)、多くの方がこの記事を閲覧されているようで、かなりの人がプレイしたのではないかと思う。

だからこそ今頃になって起きたツイッターのトレンド入りについて触れないわけにも行かなかった。
それも「凶悪な美少女ゲーで精神崩壊した学生が自殺、イギリス全土に警告発令へ」という内容だったからだ。

▼ユルクヤル(外国人から見た世界をテーマにしたまとめサイト)http://yurukuyaru.com/archives/76666230.html

▼オリジナル記事(地元紙 Sunderland Echo)
https://www.sunderlandecho.com/news/sunderland-parents-warned-about-online-game-as-teen-death-probe-launched-1-9218527

が、あくまでネットの情報なのでそもそもこれが真実かどうかは慎重になる必要がある
(※追記>現時点では翻訳内容がほぼデマというか誇張された書き方であることは分かっている)

ただし、「DDLC」はそのような行為に至る可能性を秘めていることは完全に否定もできない。

【ネタバレを読む】

とにかく序盤のほのぼのから二転三転する展開と、プレイヤー心理を巧みに利用した演出は、人によってはかなり疲労困憊すると思う。
また、ネットではすでにいろいろと素晴らしいレビュー・考察がされているので、そちらを是非参照してほしい。(DDLC 感想 など ※ネタバレ注意)
自分はそのあたりを語るつもりはないし、どうせなら自身の目で確かめてもらいたいと思っている。

 

このような何かの影響で何か行動を起こしてしまう現象は全然関係ないけど、攻殻機動隊SAC 2ndの『個別の11人』でよく描かれていて、あれは特定”経験”と”因子”を電脳に蓄積することで発症する「ウイルス」という設定だったが、実際に今回のような事件があったとしたらまさにそのような感じだったんではないだろうか。

「鬱病」「自殺」「自傷」「虐待」に関する経験を持っているなら、DDLCが因子となってしまう可能性は捨てきれない気はする。

 

よくゲーム・アニメ・漫画については何かと槍玉に上げられることが多くあげられるが、たしかに中毒や洗脳行為の一種に近い部分はないとも言えない。
ゲームに関しては基本的には外部と遮断した状態で行われるし、集中した”作業”を求められる。そしてたいてい苦行の後にご褒美がある。
(ちなみに洗脳やマインドコントロールは「隔離」「作業」「刷り込み」あたりがポイントと言われている)
よく依存症だったり犯罪に関係がないと”ゲーマー”は言ってしまいがちだが、それ自体はすっかり洗脳されている状態だったりするのかもしれない。

 

ひとつ気になるのは「DDLCの注意書き」

不安や鬱病に苦しんでいる方はこのゲームをプレイすべきではないかもしれません。

このゲームには子供に相応しくない内容、または刺激の強い表現が含まれています。

作者によって的確にプログラミングされた自殺因子なのだとしたら?
と考えるとちょっと興味深い。

 

これに限らず何かの影響で何らかの行動を起こしたと”言われている”ものは多い。
古くは「暗い日曜日」からはじまり、ゲーム・アニメ・漫画が原因だのさんざん言われてきた。

ただまぁ上記はあくまで可能性であって、個人的には別にこのゲームが凶悪な美少女ゲームだとは思っていないし、イギリス人の少年が自殺してしまったことについてももしかしたら全然別のことが因子になってる可能性の方が高い気はする。(追記:そもそもそんな少年は存在していたのか?>一応それ自体は事実らしい)

なのでそういう意味を踏まえて手放しに勧めづらいが、このゲームは心身が弱っていたりしない健康な状態であれば、ぜひネタバレなしでプレイして欲しい。が、十分注意してプレイしてほしい。念のため。
そしてプレイするなら「スタッフロールを見る」までちゃんとプレイしてほしい。
Just Monika.

非公式日本語化パッチのダウンロードはこちら

※パッチファイルをダウンロード後は中のテキストファイルに従って日本語化してください。
(Steamのゲームフォルダ内の「game」フォルダを上書きするだけですが、これが理解できないならこのゲームはクリアできないかもしれません)


 

【追記】それにしてもユルクヤルの記事一本で当サイトのDDLCの記事へのアクセスが10倍くらいになったのはほんとに驚き。怖いもの見たさなんだろうか。本当に止めるつもりがあるのならこういうやり方は逆効果になるいい一例なのかも。
あと、この記事はあまり考えがまとまってない時に書いたものの、何やら反響がすごいのでなんですが、ハッキリ言っておくと上記で書いたこの自殺云々で盛り上がる「現象」は”個人的に”新たな都市伝説の発生の一種という認識で興味深かったということ。
ただそれだけなんで深い意味はないのであしからず。

【さらに追記】この記事は公開当初、内容が内容だけにイマイチまとめきれておらず後で調整すりゃいいやと、わざとSNSに流してなかったんですが、なんで今「DDLC」でgoogle検索一位なの?Googleのアルゴリズムおかしくない?どおりでアクセス多いわけだ。まとめブログが一位に来るよりはマシかもしれないけど…。(今現在は1ページ目内くらいに落ち着いたこのくらいのポジションで良い)
万が一未だに「DDLC」ってけしからんゲームだ!なんて思ってる人はもっといい記事が以下にあるので、こちらもぜひ一読ください。「DDLC」に対する誤解が解けると思います。

改めて言いますが、プレイするなら覚悟して「スタッフロールを見る」までちゃんとプレイしてください。

 

▼▼▼せっかくなのでデマ騒動の飛び火の様子など出来る範囲でウォッチしていきます。

【追記 6/29 09:00】とうとう「ねとらぼ」が動きましたね。ユルクヤルの”翻訳内容”はいわゆる”デマ”であることは間違いないけど、だからといって多感な少年が影響を受けた可能性はゼロではないと思うし、避けるべき人がプレイしたら相当痛い目にあうと思われます。そのへん影響力も大きいんだし、きちんと言及して頂きたかったですね。結局、一ファン個人に意見を求めるだけで主体性がなく、タイトルも案外センセーショナルでこの件について便乗した1メディア感がぬぐえません。

 

【追記 6/29 14:00】ユルクヤルから2弾目が発射されました。ソースは「Manchester Evening News」と「Bury Times」という地元紙とのことで、ざっくりと言えば父親がこのゲームのせいだと”思う”と言ってるとのこと。じわじわ飛び火している様子であまり芳しくない状況ですね。注意書きも出ているし、この手の議論はイギリスでもされつくしていると思いたいですが…。

なお、すでにBBCでも取り上げられています。筆者は英語ができないので内容をキチンと把握はしていませんが。

 

【追記 6/30 05:00】ユルクヤルが今頃になって謝罪を出してきました。「大手メディア様に「デマ」とレッテルを貼られました」と書かれているあたりまとめブログらしい反応ですね。これによって一旦この件は解決というところでしょうか(続報記事は前ほどバズってないし、デマサイトイメージのリスクもあり露骨なPV稼ぎは潮時だと思ったんでしょうか)。ただ結局「翻訳内容がデマ」であることと「事件」については切り分けて考えないといけない。実際現地イギリスでゲームと自殺の因果関係が疑われているらしいというという事実は相変わらず残ります。

 

とどのつまり、このデマであるということはどうでもよくて、プレイもせず拡散する側も作品を過剰防衛する側も、どちら側も口当たりのいい情報しか求めないという点においては個人的に大差なく、この件が流動的だったのもあり当初の内容からたいぶ加筆・修正してはいますが、当サイトとしては「DDLCはいいゲームではあるしぜひプレイ欲しいが、注意書きのある通り心身の状態によっては悪影響が出ないとも言い切れないから注意してプレイしてほしい。それもスタッフロールまで。」ということに変わりはありません。
Just Monika.

クリアはしましたか?ルート関係なくスタッフロールは見ましたか?
ならば安心(?)して以下を観ましょう。

▼Game Theory: DDLC解説 日本語字幕
http://www.nicovideo.jp/watch/sm32854856

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