「They Bleed Pixels」はどういうわけかある屋敷に居候することになった女の子が、何者かによって呪いのかけられた書物を見つけてしまうことで、悪夢の世界で戦うことになってしまうストーリーで、ドット絵のかわいい絵面(といってもゴスロリ)に似つかわしくないほどのグロテスクな表現(針に突き刺さったりや電動ノコギリで粉砕されたり)もあり、それだけでかなりインパクトの強いゲームです。
さらにゲーム部分もオーソドックスな2Dタイプのアクションゲームですが、初見殺しの仕掛けがいっぱいで、とても歯ごたえのある内容になっています。
ステージ1までのプレイ動画はこちら▼
シンプルな操作だけど多彩なアクションが出せる!
ゲームはXbox360のコントローラーをさすだけで使えるようになっているので箱コンでプレイしていますが、使うボタンはAとBだけと、とてもシンプルな操作になっています。
方向キーを押しながらBで両手の爪で通常攻撃。同時押しだと素早く切りかかります。
何もしないでBだと蹴り、B押しっぱなしで上蹴りになります。
あと、Aでジャンプなのでジャンプも組み合わせて敵を倒していくことになります。
あと、地形にある「針」や「電動ノコギリ」、「爆弾を持った敵」などをうまく利用することで素早く敵を倒すことができます。
そうして連続でガリガリ食らわせたら、それによってコンボになり、ステージクリア時の得点に加算されます。
アニメーションなども滑らかで、スタイリッシュにアクションをキメることも出来てカッコいいですね。
(たまに敵の当たり判定に引っかかってスタックして死んだりするようなこともありますが)
難易度の高いステージ構成
ステージの仕掛けはかなりイヤラシイ作りになっていて、死んで覚える感じになります。
プレイヤーには一応体力がありますが、3回食らったら死ぬので、即死系のトラップ(後ろから回転ノコギリが迫ってくるなど)だと、ほぼハマってしまって抜け出せません。
オートセーブなどはなく、一応チェックポイントもありますが固定ではありません。
というのも、チェックポイントを設置することができるのですが、そのためには、敵を倒したり、ステージに配置されている赤い玉を拾うことで、左上のゲージが溜めて、ようやくチェックポイントを設置できるようになります。
また、安全な場所でないとチェックポイントを設置できないし、体力を回復する方法はチェックポイントを設置することだけでしかできないので、「いつ」「どこに」チェックポイントを設置するかが重要になってきます。
とにかく難易度は高い。
最近のなんだかんだで普通にしてればクリア出来てしまう、ヌルいゲームをやってるとコントローラーを投げ出したくなるほど。
よほど腕に自信がある人か、鬼畜なゲームが大好きなMな人以外で、気楽にアクションゲームしようと思っている人はちょっと検討し直したほうがよいかもしれません。
もちろん、それゆえの達成感もあるし、クリア後の特典として別のゲームモードがアンロックされたり、設定資料が見れたりと、モチベーションを保つための要素があるので割とがんばれてしまいます。
やり込むと面白くなるスルメゲー
クラシックなゲームスタイルを意識しているようなので、やり込んでストイックにスコアやタイムを縮めるタイプのゲームです。
まぁスタイリッシュめなアクションと、死に覚えないといけないほどの鬼畜なステージ構成は、組み合わせとしてはどうなの?という部分は確かにあります。
ただ、何度もやり直して、うまく決まってスムーズに進めた時に爽快感はなかなか久しぶりな気がします。
あとは世界観の好きであれば、間違いなく買いです。
公式ゲームの特徴紹介トレイラー
【Steam】
http://store.steampowered.com/app/211260/
【公式サイト】
さまざまなクリエイターさんによる壁紙もダウンロードできるので要チェック!
http://www.theybleedpixels.com/
追記:2016/02/19 日本語にも対応しました
これはポニーコーンっていうステージ