GTX 980、GTX1080と100ずつステップアップしてきたデスクトップPC用 NVIDIA グラフィックボードの「GeForce」ですが『RTX 20xxシリーズ』として各社から続々と発売されています。
ちなみに「GTX」から「RTX」になった理由としてはリアルレイトレーシング専用ユニットとなる「RT Core」を搭載ということ。
レイトレーシングとは光源をシミュレーションすることでよりリアルな画面表現が可能です。
これまではレンダリングと言って時間をかけて1枚1枚絵を生成しなくてはならなかったところ、グラフィックカード1枚でこの処理をリアルタイムで行えるようにサポート可能というのが最大の特徴であるのが『RTX 20xxシリーズ』。
また、NVIDIA TENSOR コアによるディープラーニングなどAI等の用途も想定しているようです。
ハードウェア的にパッと見て分かるところと言えば1080と比べて、メモリがGDDR5XからGDDR6になったり(メモリ容量は以前と同様)、USB Type-C一本でVR機器に接続する「VirtualLink」にも対応。
超ハイエンドモデル『RTX 2080 Ti(DDR6 11GB)』(18万円~)と、ハイエンドモデルの『RTX 2080(DDR6 8GB)』(12万円~)がまず続々と予約発売されています。
(ミドルモデルである『RTX 2070』は2018年10月予定、ローエンドモデルである『RTX 2060』は2018年11月予定)
出たところで一部値段がおかしいことになっていますが(主にTi)、そのあたりは個々にご判断ください。
また順次アップデート行います。
ASUS
よく分からない場合はやはりASUSが安定。やはり少し高いですけど。
「TURBO-RTX2080TI-11G」は「RTX 2080 Ti」でも小型PCやSLI最適。オリファンのブロアーファンを採用しているとのことで、内部ファンの空気を取り込み、廃熱はPCのカードスロット側から排出されます。
「ROG-STRIX RTX2080-O8G-GAMING」は「RTX 2080」の3ファンのゲーミングモデル。
MSI
ASUS同様、いつも通りなら悪くはないはず。ASUSと比べて比較的安め。
こちらはその名の通りゲーミングモデル。クーラーのフロント部にはRGB LEDを搭載。
デュアルファン構成のオーバークロックモデル。
ギガバイト
ギガバイトはAUSU、MSIに比べて、価格が落ち着いてきたら比較的やや安いかな?という印象です。見た目が相変わらず地味です。
追記:ギガバイトは日本国内購入でも国内で4年保証が受けられるようになりました。
玄人志向
基本的には安さを求めるならって感じでメーカーとしての電話などのサポートはなくフォーラム解決する感じなので自己責任で。とはいえ初値は他と大差なく、ボディが白いのでクリアケースなどで見た目を求める人向けと言う感じですね。ファンも光ります。