『サーヴァント オブ スローンズ(SERVANT of THRONES )』は、サーヴァントを召喚して相手の砦の破壊を目指すリアルタイムカードバトルゲーム。
「カードバトル」とはいうものの、ゲームのベースはディフェンス系のゲームに近く、カードバトルの駆け引きとディフェンスゲームのリアルタイムでの判断が融合した新機軸の対戦カードバトルゲームです。
このページの目次
サーヴァントを召喚し相手の本拠地を落とせ!
カードゲームといえば「ルールを覚えるのが面倒」なのがネックですが、『サーヴァント オブ スローンズ』のルールはシンプルで、プレイすればほとんど迷うことなくゲームを進めることができます。
手元にはデッキから選ばれた4枚のカードがあり、その中から召喚したいユニットを選んで場に配置すると召喚されたサーヴァントは自動的に敵の砦に向かって進軍していき、砦を攻撃。
召喚には、時間経過で回復するマナが必要になるので、連続して複数のサーヴァントを召喚できないため、どのタイミングで召喚するのかも重要です。
砦のライフを削り切り、破壊できれば勝利となります。
1ゲームの時間は3分。
ゲーム終盤になるとマナの回復力が大幅に加速する「マナバースト」が発生し、戦闘が一気に加速します。
2つの砦
本拠地の前には左右に2つの砦があり、近づいた敵を自動で砲撃します。
本拠地を攻撃するには砦を破壊する必要がありますが、ユニットによっては砦を攻撃する前にあっという間に倒されてしまいます。
耐久力のあるユニットを盾にして、その後ろに遠距離から攻撃できるユニットを置くなど、ユニットの組み合わせを生かしすことで砦を破壊しやすくなります。
砦を破壊できれば、サーヴァントを召喚できる距離が大幅に伸び、敵の本拠地のすぐ前に配置できるので攻撃しやすくなります。
逆転を狙うロードスキル
プレイヤーが操作するロードキャラクターはそれぞれ固有の「ロードスキル」を持っています。
ロードスキルは、不利な状況を覆したり一気に敵のタワーや拠点を破壊したりすることができる大技。
しかし、クールダウンが長く連続して使うことができないため、ここぞという時に使いたいところです。
例えば主人公ディアナのロードスキルは一定時間範囲内の味方を強化する、など。
8枚のカードでデッキを構成!
『サーヴァント オブ スローンズ』は「カードゲーム」だけに、召喚するユニットの組み合わせが最も重要。
デッキに入れられるカードは8枚なので、様々な状況に対応できるようにしておきたいところです。
様々なタイプのカード
カードには様々なタイプがあり、配置することで自動で進軍するユニットカードのほかにも、その場で敵を攻撃したり支援したりする「塔」のカード、敵に直接攻撃を仕掛ける魔法カードなどが存在します。
ユニットカードにも、「砦しか攻撃しない」ものや、「空中の敵にも攻撃できる」ものなど、一つ一つ全く違う性能を持っています。
カードの詳細には、そのカードの長所や短所、攻略方法まで細かく情報が書かれています。
所持していないカードの情報を見ることもできるので、対戦時に一方的にやられてしまったときなど、カードの情報を見てデッキを組みなおしましょう。
ソウルでカードをレベルアップ
カードは「ソウル」とゴールド(ゲーム内通貨)を消費することでレベルアップさせ、性能を強化することができます。
レベルアップに必要な「ソウル」はガチャで同じカードを引いたり、ゲーム終了時に開けることができる箱からランダムで入手することができます。
また、「ショップ」でも、ゴールドなどを使ってソウルを買うことができます。
育てたデッキで「レートバトル」に挑め!
カードゲームはなんといっても対戦がメイン。
「レートバトル」では、自分と同程度の強さのプレイヤーと対戦することができます。
レートバトルに勝利すれば、「レート」ポイントが加算され、「レート」が上がればより上位のアリーナで対戦することができるようになっていきます。
マッチングはスピーディで10秒程度で相手を見つけることができました。
勝利を重ねて「シーズン」報酬を目指せ!
「シーズン」とは2週間にわたって開催される、レートバトルをベースとしたイベント。
より上位のアリーナに所属していれば、2週間経過後に「シーズン報酬」を獲得することができます。
シーズン報酬には「皇石」やレアカードのソウルなどがあり、上位になればなるほどもらえる量も増えていきます。
レートを上げて高ランクのガチャを引こう!
ガチャには「ベーシック」「アドバンス」「エキスパート」の3種類のガチャがありますが、最初は「ベーシック」ガチャしか引くことができません。
対戦で勝利することで「レート」が加算されていき、一定数に達することで高ランクのガチャが解放されるようになっています。
「闘技場」でイベントやフレンドとの対戦も!
「闘技場」では、現在開催中のイベントクエストをプレイしたり、フレンドを指定しての対戦をすることもできます。
「コロシアム」は、決められた最大勝利数を目指して対戦するモード。
最大勝利数か、最大敗北数に達すると終了となり、報酬を得ることができます。
【まとめ】初心者もプレイしやすい、良作対戦ゲーム
対戦カードゲームはとにかく最初のハードルが高くて、それだけでどうにも倦厭してしまいます。
ルールを覚えるのが面倒だし、すぐに強いプレイヤーと当たってなすすべなくやられてしまったり。
『サーヴァント オブ スローンズ』は、カードゲームとはいうものの、ほとんどディフェンスゲームで、ルールが覚えやすいです。
デッキの枚数も8枚と少なくとっつきやすくなっています。
ゲームのテンポやマッチングスピードなども速いので、対戦で負けても何度もリトライして、ユニットの使い方や対処方法を覚えることができます。
カードのレアリティやレベルなどの概念があるにはありますが、ユニットごとに対処方法が用意されていて「強いユニットを使う」のではなく、「ユニットをうまく使う」ゲームになっています。
また、カードごとに詳しい攻略方法や様々な戦略が書かれているのがありがたく、あれこれ実践してみようという気になります。
また、シングルでメインクエストを進めるだけでもかなり歯ごたえのある難易度になっているので、対戦しないプレイヤーでも十分楽しめると思います。
ビジュアルやキャラクターもキレイで、スクエニではおなじみの天野義孝氏など様々なイラストレーターが参加しているのもカードゲームならではの楽しみ方。
デッキなどをあれこれ考えるのが好きな人にはおススメのタイトルです。