10/23日発売の本作ですが、先行購入者のための1週間早いベータプレイが解禁されてからプレイしていました。
ボードゲームでおなじみの『Warhammer』の世界観をベースに、大量のスケイブンが侵入した都市「Ubersreik」を守るヒーローを描くダークファンタジーCO-OPアクションゲーム。
押し寄せる大量の敵を押しのけながら、仲間とともにゴールを目指します。
ゲームそのものは「Left4Dead」のシステムに近く、いたるところに現れる大量の敵と、度々訪れるラッシュ、孤立イコール死の特殊な敵など、「L4D」をプレイしたことのある方は勝手知ったるプレイ内容です。
とにかく大量の敵と、チームワーク、そしてクリア後に得られる報酬(武器やアクセサリ)のためミッションに挑みます。
押し寄せるネズミ軍団!VS 4人!?
敵は『Skaven(スケイブン)』と呼ばれるネズミの軍団。
とにかく数が多く一度ラッシュが来れば画面がネズミで埋まってしまうほど。
L4Dのゾンビよろしくちぎっては投げちぎっては投げと進んでいくのですが、敵もさるもの。
それぞれちょっとした個体差があり、一筋縄ではいきません。
たとえば、鎧を着けた「Commander」は硬く「Armour penetration」がついていない武器ではダメージが通りづらく、ヘッドショットを狙って頭を攻撃しようとしても、鎧を着けていると防がれたりします。
さらに、瞬間移動でプレイヤーに飛びかかり動けなくする「Gutter Runner」(L4Dのハンター)、ガトリングガンで弾丸をばら撒く「Ratling Gunner」、毒ガスを撒き散らす「Poison Wind」(L4Dのブーマーやスピッター)、フックを引っ掛けてプレイヤーを連れ去る「Packmaster」(L4Dのスモーカーかジョッキー)、筋肉モリモリ巨大で強力なネズミ「Rat Ogre」(L4Dのタンク)、凶悪な敵が登場。
順調に進んでいたのに、たった一体の敵の出現であっという間に陣形が崩されてゲームオーバーなんてことも。
孤立して進めばあっという間に捕らえられ、助けに来た仲間もやられてしまうというパターンはよくあること。
チームワークが試されます。
剣で薙ぎ倒す?それとも炎で焼き払う?個性的なキャラクター
選択可能なのは5人のキャラクターで、それぞれ使用可能な武器が違い、特長を生かした立ち回りが重要。
基本は近接武器をベースに、必要あらば遠距離武器と切り替えて戦っていきます。
「Witch Hunter」は両手ハンドガンが特徴的で離れた敵もどんどん敵を蹴散らしていきます。
「Bright Wizzard」の杖による魔法は強力で、集団を瞬時に殲滅できる威力を持っていますが、使うたびに熱量が上昇していき、発熱しすぎるとダメージを受けダウンしてしまうという諸刃の剣。適度に「vent」を行い廃熱しなければなりません。
「Dwarf Ranger」と「Emrire Soldier」は盾つきの剣をもつことができるため、シールドバッシュできる回数が増え、たくさんの敵を一度に押し返してノックダウンさせます。
両手武器をもてば、一撃の威力が大きくなり、たくさんの敵を一度になぎ払うことができますが、動作が鈍くなってしまいます。「WayWatcher」は単体火力特化型。弓を扱え硬い鎧も貫く矢でいち早く厄介な敵を見つけ攻撃される前に倒すのが仕事。
手に入れた武器次第でキャラクターを切り替えるとまた新鮮な感覚でプレイできます。
報酬のため命を懸けろ!
序盤は難易度「EASY」でも苦戦する難易度。
しかもクリアしないと報酬はもらえないという厳しさですが、クリア後は必ず武器がひとつもらえます。
報酬画面で、サイコロを振り出た目によって、よりグレードの高いアイテムが手に入れることができます。
高難易度であればさらに入手率やアイテムのグレードもアップ。
さらにステージ内に隠された「Tome」や「Grimoire」を見つけて持ち帰れば、報酬画面でのサイコロの数が増え、さらに入手率はアップ!
しかし、「Tome」を持つと回復アイテムがもてなくなるので、難易度はさらに上昇します。
さらに「Grimoire」はひとつ手に入れるごとにライフの最大値がへっていくという鬼畜仕様。しかも一度死ぬと消えてしまうというシビアさ。
しかし、グレードの高い武器には特殊効果がついており、通常武器に比べて格段に強力。
ノーマルの武器でも酒場にある「Forge」で5つ武器をとかして(Fuge)することで1つランクの高い武器にすることができます。
堅実にクリアを目指すか、ハイリスクハイリターンな一攫千金を目指すかはあなた次第です。
クリア後にはどっと疲れるような激しいCO-OPアクション。
ステージは周回しても飽きないように敵や補給アイテムなどはある程度ランダムなので、その都度新鮮な感覚でプレイすることができます。
そして現時点ではBOTが役に立たない場合が多いのでぜひフレンドと一緒のプレイがお勧めです!
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