『Killsquad』は見下ろしタイプのアクションゲーム。プレイヤーはバウンティハンターとなって、宇宙を舞台に危険に満ちたミッションに挑みます。最大4人までのオンラインCo-opプレイと、ハイペースで進行するアクション、毎回変化のあるステージ、装備によるキャラクターの強化など、アーリーアクセスながら完成度の高い内容になっています。
開発はスペインのインディデベロッパーNovarama。少し独特でかっこいいデザインセンスも魅力。現在、日本語でのプレイが可能です。
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スキルを駆使したハイペースアクション
最初に4人のキャラクターから一人を選び、行きたいCONTORACT(契約)を選びます。
あとは、そのまま待っていればほかのプレイヤーが参加してきます。READYを押すと現在のメンバーで先に進むことができます。
CONTORACTの選択画面で、パーティのアイコンが出ているCONTORACTを選ぶと、ほかのプレイヤーのロビーに自動的にマッチングされます。
プライベートにチェックを入れればソロでもプレイすることができます。
メインとなるアクションパートは見下し視点でキャラクターを操作ながら進行していきます。
敵を倒してレベルを上げながら最深部にある目的地へと向かい、ボスを倒すなどの目的を達成すればクリアです。
ザコ敵でも通常攻撃だけだとなかなか倒すことができずスキルを駆使する必要があり、また一体だけを集中攻撃するのではなく、たくさんの敵を倒せるような効率的な立ち回りも要求されます。
敵の攻撃範囲予測が赤く表示されるので、攻撃がくる前にすばやく回避!
こんなの簡単、と思いきやザコ敵も攻撃を仕掛けてくるので、画面が攻撃予測で真っ赤になり、混乱することも。
敵は固定配置ではなくランダムに出現するので、寄り道すると唐突に後ろに現れたり、中ボス的な大型の敵が連続で出現することもあり、敵の攻撃の隙間をかいくぐりながらの激しい攻防が展開されます。
敵や味方、さらには環境のエフェクトなどが重なり、画面が見づらくなってしまうこともあるので、注意が必要です。
敵を倒してレベルアップ!
『Killsquad』の大きな特徴のひとつは、ステージ中に敵を倒すことでレベルアップするということ。しかし、レベルはステージごとにリセットされるというシステム。
レベルが上がると能力が上昇するほか、新しいスキルや、スキルのアップグレードがアンロックされていきます。
スキルのアップグレードはレベルごとに3つから選択でき、一度選ぶとそのステージ中は変更することができません。
取得するアップグレードを変えることで、プレイスタイルもまた変わってきます。
パーティメンバーの状況など、ステージごとにどのスキルのアップグレードを取得するのか考えながらプレイするのも面白いところです。
広大なマップを探索してアイテムをゲット!
ステージはただ敵を倒しながら進むだけではなく、たくさんのアイテムが隠されています。
マップを探索することで、クレジットや武器をアップグレードするための資源を入手することができます。
しかし、油断して、一人で勝手に行動すると大量の敵に囲まれてしまうことも……。
特徴的な4人のバウンティハンター
現在プレイ可能なキャラクターは4人。
二丁拳銃で戦うバランス型”TROY”、巨大なハンマーを振り回すタンクタイプの”COSMO”、貫通するレーザーガンを持つ回復担当の”ZERO”、剣と忍術のようなトリッキーなバトルスタイルの”CASS”。
それぞれ、回避できる回数が多いとか、敵を倒すたびに攻撃速度が上がっていく、などの特徴があり、さらに、それぞれに異なる4つのスキルをもっています。
キャラクターの選択はパーティメンバーとかぶってしまってもOKで、バランス良くキャラクターを選ばないとクリアが難しいということもないので、好きなキャラクターを選ぶことができます。
ただ唯一、回復能力がある”ZERO”は、パーティに一人は欲しいところです。
報酬を求めて仕事を受けよう
「CONTRACT」画面から、受けたいCONTRACT(契約)を選びます。
それぞれのCONTRACTはロケーションや目的などが様々で、5分程度で別のミッションに置き換わります。
依頼内容は、ボスの討伐や車両の護衛(ペイロード)、機材の防衛などがあり、難易度ごとに推奨する”VECTOR”の値が表示されています。
VECTORの値が低すぎると、敵に与えられるダメージが減り、厳しくなっていくので無理せず推奨VECTORに近いステージに挑むのがよさそうです。
ガチャのような装備システム
装備でキャラクターを強化することができます。
装備のVECTORの平均値が、キャラクターのVECTORとなるので、強い装備に入れ替えていくことでキャラクターを成長させていきます。
装備アイテムは、武器、サポートギア、プロトタイプギアの3種類。
武器の種類はキャラクターごとに固定ですが様々な見た目や効果のものが存在します。
「サポートギア」は主に防御面を強化する装備で、物理や毒や火など、各タイプのダメージ耐性をアップさせることができます。
特殊な効果を持つ「プロトタイプギア」は、取得する経験値をアップするものや、アイテムの場所をマップに表示するもの、地雷やタレットを設置できるものなど様々。
効果によってステージの進行に大きく影響してくる装備です。
またプロトタイプギアの効果はほかのプレイヤーの装備と合算されるので、例えば経験値アップを複数のプレイヤーがつけているとレベルアップスピードが速くなり、ステージの攻略が一気に楽になります。
SHOPでは報酬などで手に入れたクレジットを使い、キャラクターごとの武器と、サポートギア、プロトタイプギアのカテゴリを選んで購入することができます。
アイテムのカテゴリは選べるもののどんな効果の装備が出るかは運次第な”ガチャ”のようなシステムです。
装備ごとに、特殊な効果が設定されており、キャラクターの能力を強化するものや、探索に役立つものなど様々なものが存在します。
内容によっては立ち回りや強化するスキルにも影響があるので、プレイスタイルに合った装備を選びたいところです。
装備を強化してオプションを解放しよう
装備のレアリティが上がっていくと、追加のオプションが付き、高いレアリティのものほど多くのオプションが付きます。
オプションは、最初は解放されておらず、指定の素材を集めて解放することで効果を発揮します。
【まとめ】早期アクセスながら完成度の高いCo-opアクション
軽快で忙しいアクションが純粋に楽しく、唐突に表れる敵の大群にわーわー言いながらフレンドと遊ぶのが楽しいタイトル。
いわゆる「ハクスラ」というにはややシンプルな構造ではあるものの、内容的にはハクスラのそれに近いことをやっています。
ハクスラで言うところの”レジェンダリー”や”エキゾチック”といったような特殊効果のある装備を、キャラクターの能力と組み合わせて選んでいくのはハクスラと同じで、いうなれば”準ハクスラ”な感じでしょうか。
マッチングも今のところスムーズで、少し難しいところでも何人かでプレイすればクリアできるのもいいバランス。
周回プレイを前提とした構造になっているものの、マップや敵の出現パターン、隠しアイテムや宝箱の配置、MOBAのようなレベルアップやスキルの取得要素など毎回違ったプレイができる工夫も多く、飽きずにプレイできています。
現在アーリーアクセスということですが、完成度は高く、大きなバグや不満はありません。
いくつか挙げるとすれば、エフェクトが激しすぎて画面が見づらくなってしまったり、天井が視界を遮ってしまったりすることがあることや、やや使いづらいUIくらいでしょうか。
今後のアップデートのロードマップも公開されており、新エリアや新キャラクターなど様々な要素の追加が予定されています。
キャラクタースキンを解放できるイベントなどもあり、長く遊べるタイトルになりそう。