先日CBTの記事を書きましたが『Warhammer:Vermintide2(ウォーハンマー:バーミンタイド2)』がついに正式リリース!
「Warhammer:Vermintide」はGamesWorkShopの『Warhammer』のファンタジーな世界観をベースに、押し寄せる画面を埋め尽くすほどの敵を押しのけながら、ゴールを目指して進んでいくCo-opアクションです。
「Left4Dead」ライクなゲームプレイはもちろんのこと、ハイクオリティなグラフィックに、特徴的な5人のキャラクター、クリア報酬として手に入る装備などが評価され、今なお長くプレイされている作品でしたが、失敗を繰り返すゲームなだけに、何度も繰り返しのプレイが辛い部分もありました。
『Warhammer:Vermintide2』ではそのあたりも含めてどう変わったのかが見どころです。
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より面白く、より遊びやすくなったゲームプレイ
前作にも登場した敵「スケイヴン」に加え、新たな敵勢力「ケイオス軍」が登場。
さらに、敵の種類も大幅に増え、特殊な敵や、新たなボスも登場するなど、見た目的にもかなり新鮮に生まれ変わりました。
また、敵の出現システムも強化され、プレイヤーの行動に合わせてプレイごとに状況が変化。毎回違ったプレイを楽しむことができます。
1回のプレイ時間も短くなり、クリアの成功率も高まり、リトライもしやすくなりました。
マッチングのスピードも速く、プレイヤーの人数にもよると思いますが、現状では適合するマッチを「探す」時間はほぼ皆無。
いきなり接続が始まります。
ロード時間も短く、待ち時間がほとんどない快適なプレイを楽しめます。
アイテムザクザク!改善されたルートシステム
前作では苦労して最後にたどり着いても、運次第でいいものが手に入らないことが多く、周回プレイを辛くする一因になっていました。
本作では、ルートシステムも大幅に改善され、箱からは必ず3つのアイテムが手に入るようになりました。
さらに、レベルアップでも報酬として箱がもらえるので、失敗が続いてもレベルアップで装備が揃っていきます。
特に序盤、プレイやステージになれないうちは失敗しやすいので、かなり助かります。
ステージ中に隠された「tome(回復アイテムを持ち歩けなくなる)」や「Grimore(体力の最大値が減る)」を持ち帰れば宝箱のランクがアップし、よりいいものが手に入るようになります。
ただ前作ではすべての「tome」や「Grimore」を手に入れないと話にならないレベルでしたが、今回はそこまで必須ではない印象です。
ステージの難易度を上げれば宝箱のビジュアルが変化!箱の見た目も大きくなり、高級感あふれる宝箱に期待が高まります。
多彩なプレイを楽しめる”キャリアシステム”
登場するのはお馴染み5人のメインキャラクターですが、新たに導入された”キャリア”システムによって3つの異なるスタイルを切り替えることができるようになりました。
各キャリアにはそれぞれ「パッシブ」と「アクティブ」のアビリティを持っていて、それだけでも使い勝手が大きく異なります。
近接主体のSienna(魔法使い)や、背後からのステルスキルを狙うKelilian(エルフ)、遠距離狙撃型のMarkus(騎士)など、これまでとは大きく異なるスタイルでのプレイを楽しむことができます。
アクティブスキルは時間経過で何度も使える必殺技的なもので、非常に強力。
前作までは武器依存になっていた部分もスキルになったことで、装備変更もしやすくなっています。
より使いやすくなったクラフトシステム
前作にもあったクラフトシステムも利用しやすくなりました。
「Forge」では装備アイテムの分解、製作、上位ランクへのアップグレード、プロパティの振り直し、などを行うことができます。
入手できるアイテムが多いので、素材が手に入りやすくなり、製造や強化に必要になる素材の量もそれほど多くなく、使いやすくなっています。
【まとめ】これぞ求めていたCo-opアクションゲーム!
前作ですでにかなり面白いタイトルではあったものの、アイテムの入手が厳しすぎるなど、プレイしづらい部分がありました。
『Warhammer : Vermintide 2』では、気になっていた部分が改善され、すべてにおいて格段にパワーアップ。
敵やキャラクターカスタマイズの部分だけでなく、マッチングやゲームプレイそのものが改善されたところも大きいですね。
マッチングもかなり快適で、クイックマッチでボーナスも用意されているのでフレンドが集まらない時などソロでもプレイしやすくなっています。
装備が揃わない序盤はイージーでもなかなかクリアできないですが、レベルが上がってくると使える装備の種類も増え、戦いやすくなっていきます。
慣れてくると難易度「Veteran」までは、ある程度クリアが保証されるレベルですが、その上「Champion」からはフレンドリーファイアもアリ、ラッシュの数と頻度も増え、連携がしっかりしないとかなり厳しい難易度。
前だけではなく、後ろにも常に注意に気を配り、自分だけでなく仲間の位置を把握する必要があります。
立ち回りだけでなく、パーティ構成や装備なども重要になってくるので、できればコミュニケーションが取れるフレンドと一緒にプレイしたいタイトルです。
唯一難点を言えば今作も日本語化されていないのでストーリーの類がよく分からないことでしょうか(プレイする上では問題なし)。
前作から大幅にパワーアップした『Warhammer : Vermintide 2』。
発売数日で50万本セールスしたなどローンチも好調といっていいのではないでしょうか。
Co-opアクションの決定版と言ってもいい、マストバイのタイトルです!