「ドラゴンエッグ」怒涛の無料ガチャキャンペーンに今すぐ突撃！ガラケーソシャゲ風 モンスター育成RPG【レビュー】

「ドラゴンエッグ」はスマートフォンゲームでも、今、主流の物ではなく、どちらかといえば一昔前にスタンダードだったガラケー時代のソーシャルゲームのスタイルを貫いたモンスター育成RPG。
ターンベース戦闘に、キャラクターアバター、モンスター育成と内容はオーソドックスなものの、成長させやすさや、レベルアップによる変化を感じられ、不思議とプレイしていて楽しいゲームに仕上がっています。
また頻繁に開催される無料ガチャは射幸心を満たすのにうってつけです。

モンスターと一緒に戦うプレイヤーキャラクターのカスタマイズ

能力強化だけでなく、着せ替えも楽しめる。

「ドラゴンエッグ」ではプレイヤーキャラクターが登場して、仲間のモンスターと共に戦うのが大きな特徴。
性別、髪型、顔などを変更でき、自分なりのキャラクターを作ることができます。
キャラクターには「装備」があり、セットすることで能力がアップし、さらに装備ごとに用意されたスキルが使えるようになります。
装備は剣、盾、鎧、など、すべて合わせると20枠もあり（！）、カスタマイズの幅はかなり広そうです。
装備すると、キャラクターの見た目も変化するので、着せ替えも楽しむことができます。
装備アイテムはガチャやイベントクエストなどで手に入れることができます。
装備は、合成による強化が可能で、さらに能力の向上ができるようになっています。
また、持っている装備であれば見た目だけ、別の装備のものに自由に変更することができるようになっていて、性能とは別にいろいろな装備を集める楽しみがあります。

モンスターを育成・進化

モンスターの育成が「ドラゴンエッグ」の目玉。
クエストクリアで得られる経験値でのレベルアップだけでなく、「合成」での成長も可能です。
「進化」はモンスターの姿が変化し、能力を格段に上昇させることができるもので、進化させたいモンスターを最大レベルにした上、素材用の特定モンスターを用意する必要があります。
「覚醒」は同じモンスターを素材にすることで、さらにレベル上限を上げることができます。

無課金にもうれしい”無料ガチャ券”などサービス満点

「ドラゴンエッグ」は無料ガチャ券などを配布するキャンペーンを定期的に行っていたり、イベントなどをクリアすることで無料ガチャ券が報酬としてもらえるなど、とにかく大盤振る舞い。
開始直後の3日間は毎日10連ガチャが引ける初心者応援キャンペーンを実施。クエスト報酬などと合わせるとそれだけで50～60回は引くことができます。（2017年9月現在）
ちなみにガチャを引いた直後に、10分間だけ最強モンスターであるドラゴン系が出やすくなるガチャに切り替わるので、課金ポイントでのガチャは使わずに残しておき、無料の10連ガチャを回した後に使うとお得です！

ガチャの確立も比較的緩めの印象で、★5のモンスターなども出やすくなっているようです。
キャンペーンは割と頻繁に行われるそうで、無課金にはうれしいところですね。

オンラインで他のプレイヤーと対戦！共闘！

「ドラゴンエッグ」は「アリーナ」や「ギルド」といったシステムも充実していて、このゲームのエンドコンテンツのひとつ。
ただ、対戦にいってもガチャが引きやすいので、初心者でも持っているモンスターが尋常じゃなく、低ランクのプレイヤーでも熟練者級のラインナップで、瞬殺されることも。

【まとめ】「自動進行」と「無料ガチャ」が良い

一言でいえば、”ガラケー時代のソーシャルゲーム”がイメージしやすいかもしれません。
しかし、システムはシンプルで、戦闘などもほとんどオートで進行できるため手軽にプレイすることができます。
プレイ中画面を全く見なくていいので（とはいえ、数分に一度は触らないといけないけど）、何かの片手間にプレイするには丁度いいゲーム。
「自動進行」「無料ガチャ」この二点においては、同ジャンルのゲームより良い点です。

スマートフォンのゲームはコンシューマのゲームと比べると、ガッツリ向き合ってプレイするものだけでなく、いつでもできるとか、短時間にできるとか、様々なプレイスタイルに合ったものが要求されるので、出来が良くて楽しいゲームでも、忙しい現代人にはプレイスタイルに合わないという理由でできなかったりします。
そういう意味では、「ドラゴンエッグ」のこの形も一つのスタイルとして、”丁度いい落としどころ”になりうるのではないかなと思いました。

無料ガチャキャンペーンを頻繁に行うという、”バラマキスタイル”でも、結構人も集まっているし、緩やかなコミュニティも生まれていて、それなりに効果を上げているように見えます。

とはいえ、「ガチャが引けないことでつまらなくなる」ことはあっても、「ガチャをたくさん引くことによってゲームが面白くなるわけではない」ので、ガチャと”面白さ”は直結するわけではないのだと再認識。

プレイしていて概ね大きな不満はありませんでしたが、気になったのは全体的にやや説明不足なところがあって戸惑う場面もちらほらありました。
シンプルなゲームなのに、進化のシステムやイベントのルールなど、変なところが複雑に感じられました。

何かの作業の合間にポチポチ進めるには丁度いいゲームなので、ガチャにつられて始めたけれどハマってしまったという人も多いかもしれません。
気になった人は、一度プレイしてみては。