レビュー

RPGへのこだわりいっぱい iosアプリ『テラバトル』

投稿日:2014年10月10日 更新日:

テラバトル

FFの生みの親である坂口博信氏率いるミストウォーカー最新作でiosアプリのRPG。
坂口氏のRPGといえば、圧倒的なグラフィックとゴージャスなサウンド、そしてこだわりのストーリー。
iosアプリとはいえ、「RPG」へのこだわりは「テラバトル」でも随所に感じられます。

パズルじゃない!難易度高めのシミュレーションゲーム

挟んで敵を攻撃!

挟んで敵を攻撃!

基本システムは「パズドラ」や「サモンズボード」に近く、シンプルな操作。
マスで区切られたステージの上に、敵と味方のユニットがあり、味方のユニットで敵を挟むことで敵を攻撃します。
また、攻撃するユニットと同じ列にいるユニットは連携して攻撃することができるので、配置を生かして連携を狙うのが基本戦略。
シンプルですが、「挟む」ことでしか攻撃できないので、思ったより難しい。
一手で最大ダメージを与える連鎖を狙いたいけれど、あまり欲を出しすぎるとせっかく築いた陣形が無駄になってしまったり、完璧に頭の中で動きをイメージしても操作ミスで失敗してしまうこともしばしば。
キャラクターにはそれぞれスキルがあり、連携することで発動できます。
回復するにもうまくヒーラーを連携に組み込まないといけないので、これがなかなか難しい。
先に進むにつれダメージ床やいやらしい動きをする敵なども登場して・・・これはもうシミュレーションゲームです。

奥深いパーティ編成と成長要素

記念すべき最初のキャラはブルババさん。

記念すべき最初のキャラはブルババさん

酒場では、キャラクターと契約を交わして仲間を増やすことができます。
キャラクターはレベルアップすることで、スキルが開放されていきます。
また、キャラクターによってはジョブチェンジすることができ、ジョブによって違ったスキルを覚えることができます。
覚えたスキルは追加のスキル枠で変更することができ、カスタマイズすることができます。
出現する敵に合わせて、自由にパーティやスキルを組み替え、ステージに挑むことができます。

美麗なグラフィックで魅せるストーリー

雰囲気たっぷりのストーリーテキスト

雰囲気たっぷりのストーリーテキスト

「テラバトル」が他のアプリと大きく違う点はストーリーがあること。
各ステージの最初に流れる短いテキストの文章だけですが、ステージ数も400を超えているとのことなので、ここにRPGへのこだわりがみえます。
たくさんいるキャラクターにもそれぞれ背景ストーリーがあり、プロフィールから読むことができます。

プレイ画面や、パズルのようなシステム、ガチャでキャラクターを増やす等々、
総合的に見ると、パズドラなどのアプリとさほど変わらないのでは?と思う人も多いと思いますが、プレイ感覚としては新鮮。
美麗なグラフィックはもちろんのこと、
やりごたえのある難易度高めのステージは、シミュレーションRPG好きだという坂口さんのこだわりが見えます。
キャラクターを合成したりしないのも面倒がなくていいし、なにより世界観を損なわない。
ストーリーは短いテキストで出るだけといっても、長いと読むのが大変だしこれがベストだなあと思えます。
テキストの演出は、ロストオデッセイを思い出させ、プレイしていると妙な納得感が。

個人的には、満足な出来の「テラバトル」。
無料でプレイできるので、気になる方は是非。

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そうそう、これでいいんだよってかんじだわ。
以前はこだわりすぎて逆に滑ってるときもあったけどね
なんだかんだで坂口ミームが刷り込まれてるんだなあ
それはあるかも。しばらく楽しめそうね。

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